アウトレイジ 最終章のレビュー・感想・評価
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前売りまで買ったのに・・・
ビョンドの時の塩見さんはどこへいったの?涙
でもしょうがないよね
大病して復帰したんだから
西田局長と舎弟とはいえ
あの成り下がりには切なさを覚える
まあ、リアルっていうとリアルだが・・・
大杉さんが出てるところやホテルの乱射シーンをみるとソナチネを思い出したよ
今までの北野ヤクザ映画の集大成だな
北野監督が言っていたようにバイオレンスものに終止符を打つ作品に感じた
どことなく物足りない
最終章お疲れ様でした ありがとう
アウトレイジ観るときって不思議と普段の映画館より飯の匂いがキツイしなぜかタバコくさいしおしゃべりがうるさいよね(客層)まぁそれも含めてエンタメってことで楽しく観てきました。
「アウトレイジ」か「アウトレイジビヨンド」かで言えば当然「アウトレイジビヨンド」寄りのストーリー重視な仕上がりで、「アウトレイジ」のときの衝撃的かつ残虐なシーンは少なく、回を重ねるごとにマイルドになっていった印象。山王会、花菱会に加え韓国フィクサーも交えて深みのあるストーリー展開になっていました。
塩見省三さんがリハビリ明け全開なよぼよぼジジイ感があり、中間管理職としての哀愁が漂っていたのが最高でした。大杉漣のデカロゴポロシャツが全部持ってっちゃうんだけど…。
ホテルでの励ます会、キャンプ、花火など、相変わらず「文脈わかんないけどその殺し方最高!」というシーンは健在。「アウトレイジ」ほどでは無いけど笑わせてもらいました。新宿TOHO9番スクリーンで観れてよかった。
最後はちゃんと最終章らしく終わらせた北野監督、おつかれ山でした。
しょうがないとはいえ、悔しい。
まず言いたいのは、今作は深刻なバカヤロー不足。
画面を観てなくても、飛んでくる怒号を聴いてたらいつのまにか終わっていた…そんな気さえする前二作だったが、今作は怒号少なめ。
アウトレイジといえば、バカヤロー、このヤロー、ぶち◯すぞこら!
といった怒号でしょう。
今作は少なめ、撃った人数はシリーズ最多かと思いますが、殴ったり、囲んで怒号の嵐など皆無です。
あの花菱のお二人が出てくるシーンが多く、西田敏行さん、塩見三省さんも迫真の演技なんですが、やはり、病の影響は隠せず・・。
こればかりはしょうがないとはいえ、ファンとしてただただ、悔しい。
画面に出てくる度に気になってしまいました。病のバカヤロー!
また、ピエール瀧さん、大杉漣さん、大森南朋さん、今作でこの三人に期待してましたが、瀧さん、大杉さんは最近のCMやドラマのイメージを覆せずギャグ要員となっており残念。大森さんも役の重要性がわからず、この人いる?って感じ。最後裏切ったら面白かったかな 笑
反面、韓国フィクサー側の白竜さんと、素人の金田さんは凄まじい演技でしたね。白竜さんは民放でももっと使いましょう。
喫茶店襲撃時の金田さん(素人)の演技は今作で一番なのではないでしょうか。彼を見出した北野監督の才能を感じます。
怒号不足と強引な物語と演者の妙なバランスに、
観終わってしばらくモヤっとしてしまいました。
これは過去作を観てスカッとしましょうか。
それだけ過去二作は素晴らしかった。
まとまりのない文章ですが、以上!
んーイマイチ
正直言って、前2作からすると怖くなかった。アウトレイジ感がない。
まず描写として怖いところがない。せいぜい大杉漣が埋められるとこくらい。
銃をぶっぱなすところは理由がよくわからん。花菱への恨みってこと?
脚本としても怖くない。え?そこ裏切るの??エグいわ…って展開がまるでない。大森南朋もなんであそこまでやるのか?あそこまでやったあげく韓国に無事帰れちゃったらダメでしょ。きちんと因果応報させないと。
演技としても怖くない。役者さんが年を経てしまっていてちょっと弱々しさを感じてしまった。
むしろそういう時を重ねた老境感を生かしても面白かったと思う。
個人的には「brother」で不遇をかこった大杉漣が会長におさまっていて感慨深かった。
塩見三省への愛か?
まず作品うんぬんよりも、塩見三省さんの明らかにわかる顔面と左半身の麻痺、声の細さが痛々し過ぎて映画に集中できないくらいでした。 本来なら今作での1番重要な役であるはずのアウトレイジビヨンドで圧倒的な存在感を見せつけた花菱会の神山繁・西田敏行・塩見三省さん達が、神山さんは出演せず、西田・塩見の2人は大病を患った後であり、あまりに前作との迫力が違い過ぎました。
しかし作中ではなんとその塩見三省演じる中田が主人公なんじゃないかというくらいのストーリーで出演時間も長い(セリフがとても言いにくそうにしていて痛々しい)
自分的には塩見さんと西田さんはメインのストーリーから外して他のキャストでの締めくくりにした方が迫力は出たと思いますが、 北野武監督の塩見三省さんへの義理と恩というアウトレイジの大友に通じるダブルミーニングと好意的に受け止めて評価は5とさせて頂きます。
他の俳優さん達の印象は
⚫︎岸部一徳 大物俳優なので期待していましたが、出演している理由も分からないくらいなんのフォーカスも無く残念
⚫︎大杉漣 なぜこんな奴が会長になれたのかが謎 迫力もなにもない
⚫︎大森南朋 大友との関係性がいまいち繋がってこない、ただのチンピラと考えれば可
⚫︎ピエール瀧 唯一今作からの出演で良い味を出す事ができたかな?という印象
⚫︎原田泰造 オマケ
⚫︎松重豊 1番キレていてブレが無いポジションで良かった
⚫︎ 白龍 相変わらずの脇役
エグくなかった
前作、前前作がファンで、北野たけしのファンでもあり公開初日のレイトショーにて鑑賞させてもらいました。
前作までは思わず目を背けたくなるような緊迫感、緊張感、迫力、バイオレンスの数々でしたが、今作ではアクションシーンこそありましたが、そのようなシーンとかはなく、普通のアクション映画だなぁと感じてしまいました。取り囲まれて錆びたカッターで指詰めろと怒声が飛んで、顔を切り刻まれたり、歯医者でやられたり、ピッチングマシーンでやられたり、前作まではヤクザの怖さというか、そうゆうシーンで感じました。でも、今作はヤクザの怖さ迫力とかを感じる事無く普通のアクション映画みたいな感覚で見れてしまいました。
中盤くらいから早足で説明的なストーリー展開だと感じました。前作までは抗争の理由とかもっとシンプルでサクサクした感じでそっちのほうが良かったです。
あと前作までと違い、今作は抗争理由が無いところから無理に抗争するストーリーにするという事で少し間延びした感じや違和感がありました。
あと今作は出演者の怒声のシーンとかみんなちょっとおとなしかったなぁと思いました。
今回かなり辛めの採点ですけど、やっぱりこのシリーズは好きなので、もう一度見る時とかがあったら自分の評価はガラッ変わるかもしれません。
たけしが今こそ大衆に訴えたいこと
「争いは争いしか生まない」「身近なものを大切にしろよ」「どいつもこいつも乗せられすぎ」
全てにけじめをつけた大友の最後の行動。
揺れる世界情勢、また、国内情勢。会社、家庭、友人、学校などなどトラブル続きの昨今。なぜあのオチにしたのか、7年に及ぶこの3部作の最後の最後で痛切に伝わりました!
北野作品としては成功するだろうけれど、ビートたけし作品としてはスベっている。
"ヤクザ(任侠)映画"というフォーマットは、すでに死んで久しい。
それは"暴対法"や"排除条例"を遠因とする常識の変容にある。犯罪映画なら可能だが、ハードボイルドに組織を美化したフィクションは、コンプライアンス問題になりかねない。
いまや任侠モノは、時代劇のひとつであり、"冷戦時代のスパイ映画"や"西部劇"と同じく、様式美だけをなぞって作ることはできても、日本を舞台にして簡単に銃を撃ち合ったり、指をツメまくるのは、もはや"コント"である。いま風なフィクションとしては、おそらく「新宿スワン」シリーズ(2015/2017)がリアリティの限界だろう。
北野武監督の「アウトレイジ」(2010)は、それを逆手にとったバイオレンス・コメディだった。昔からのファンなら馴染みのある、"ビートたけしのオールナイトニッポン"で飛ばしまくった、"ヤクザあるある"のネタの集大成なのである。
しかし、多くの人が指摘するとおり、回を重ねるごとに斬新さが薄れていく。本人の意に反して(おそらくワーナーの思惑で)、続編が作られ、もうやることがないのである。
この映画の正しい見方は、"大笑い"することである。タチウオを拳銃で仕留めるくだりはドッカーンと大爆笑にならねばならない。しかし初日に馳せ参じた観客は、大半が静かに凝視してしまうとは、もはや本来の目的を終えている。
北野作品としては成功するだろうけれど、ビートたけし作品としてはスベっている。
とはいえ、そうそうたるメンバーが顔を連ねるオールスター映画は、見応えがある。北野武作品だから可能だともいえる(おそらく断れない)。
レギュラーの西田敏行、塩見三省、白竜はもちろん続投するが、第2作までに大半を殺してしまったので(笑)、新しい顔ぶれが登場する。とくに前作からの5年間に名を上げたピエール瀧が重要な役を演じ、そして大杉漣、岸部一徳が初出演というのが意外だ。原田泰造、池内博之なども参加している。
シリーズを楽しんできたファンは、その最期を見届けるべきであり、監督自ら、主人公の"大友"に終止符を打つ。
(2017/10/7/TOHOシネマズ日本橋/シネスコ)
まあまあだった
みんな年のせいかあんまり元気がなかった。今回はピエール瀧の暴れっぷりに期待していたのだが、冒頭だけであとはずっと野球部の後輩みたいにペコペコしていた。もっと派手に大暴れして恫喝してほしかった。
(追記)
レンタルDVDで2回目。韓国人のチャン会長の日本人ヤクザに対する塩対応ぶりが面白い。
潔し!
テメエのケツもテメエで拭けない人間が多い昨今、見事なケジメの付け方!
もっと引っ張れる方法は幾らでも有ると感じつつ、北野監督の潔さに敬意を表するしか有りませんでした!
ブラボー!
何か物足りないけど、まぁいいか。
「アウトレイジ 最終章」鑑賞。
※他の2作品は鑑賞済み。
*概要*
北野武監督・主演で裏社会に生きる男たちの抗争を壮絶に描いたバイオレンス映画アウトレイジ」の最終章。
*主演*
北野武
*感想*
映画館の中では、同時に公開してる「ナラタージュ」目当てなのか、いつもより女性客が結構来てました。僕はその中で一人、「アウトレイジ」を観ました。僕の周りには高橋名人みたいな男性や、年齢を重ねた女性の方がちらほらいました。
昨日「アウトレイジ」2作品一気に観たので、アウトレイジの世界観をすぐに溶け込めました。
前作のレビューでも記しましたが、キャストが豪華なんですよね。最終章は、西田敏行さん塩見三省さんなど引き継ぎ登場してます。中田役の塩見さん、前作と比べてお痩せになられたような気がしますが、前作同様怖いです。
花菱会の西野役の西田敏行さんはやっぱり演技が上手い。貫禄があるんですもんw 関西弁怖いよ~顔近いよ~(^^; 花菱会長の野村を演じた大杉漣さんも凄みがあるし、怖かったけど、ヤクザの中で一番弱いんじゃないの?(笑) 西野のほうがお似合い。まぁ~最終的には西野や中田に簡単に裏切られちゃいましたが、、(笑)
今作では、花菱会とフィクサーによる抗争。ピエール瀧が演じる花田。花田のキャラクターって「龍が如く3」に登場した神田にちょっと似てる。顔は全然似てないけど、女好きでもあるから←個人的な感想です。
大友は主演というわりには出番が少ない。なのに映画の中で一番存在感がある不思議なキャラクター。側にいた市川に裏切られるんじゃないかソワソワしましたか、結果的にいい奴だったから良かったw
最後は最終章に相応しい終わり方でしたが、何かが物足りない。。
三代目の山王会会長・白山は若頭にあっさり裏切られちゃうし、繁田刑事もあっさり辞めちゃうし。もう少し理由を描いて欲しかったかな。
松重豊さんが演じた繁田がどうしても孤独のグルメにしか見えなかった…(^^;
あと、チンピラ役の原田泰造は中途半端だったなぁ~
話としては、だいたい予想通りで、裏切りだらけで、アクションシーンは大幅に減りましたが、物足りないけど、面白かったです。
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