「どこにヒロインが?」アウトレイジ 最終章 おっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
どこにヒロインが?
生まれて初めて北野たけしのヤクザ映画を見ましたが、普通映画はヒーローの他にヒロインが存在して成り立ます。例えば同じヤクザ映画でも五社英雄作品だとヒーローとヒロインとのラブロマンスが映画に織り込まれます。ところが北野たけしのバイオレンス映画という事で一切恋愛の余地がないのも理解できますが、女性はおろか子供すら出演していません。そのためこのような北野作品が国際的にも評価されているとの趣旨は全く理解出来ません。敢えて言えば工業高校のような特殊な男社会での出来事と考えればいいのかもしれませんが、やはり現実社会を考えれば現実的とは思えません。
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