「何か物足りないけど、まぁいいか。」アウトレイジ 最終章 ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
何か物足りないけど、まぁいいか。
「アウトレイジ 最終章」鑑賞。
※他の2作品は鑑賞済み。
*概要*
北野武監督・主演で裏社会に生きる男たちの抗争を壮絶に描いたバイオレンス映画アウトレイジ」の最終章。
*主演*
北野武
*感想*
映画館の中では、同時に公開してる「ナラタージュ」目当てなのか、いつもより女性客が結構来てました。僕はその中で一人、「アウトレイジ」を観ました。僕の周りには高橋名人みたいな男性や、年齢を重ねた女性の方がちらほらいました。
昨日「アウトレイジ」2作品一気に観たので、アウトレイジの世界観をすぐに溶け込めました。
前作のレビューでも記しましたが、キャストが豪華なんですよね。最終章は、西田敏行さん塩見三省さんなど引き継ぎ登場してます。中田役の塩見さん、前作と比べてお痩せになられたような気がしますが、前作同様怖いです。
花菱会の西野役の西田敏行さんはやっぱり演技が上手い。貫禄があるんですもんw 関西弁怖いよ~顔近いよ~(^^; 花菱会長の野村を演じた大杉漣さんも凄みがあるし、怖かったけど、ヤクザの中で一番弱いんじゃないの?(笑) 西野のほうがお似合い。まぁ~最終的には西野や中田に簡単に裏切られちゃいましたが、、(笑)
今作では、花菱会とフィクサーによる抗争。ピエール瀧が演じる花田。花田のキャラクターって「龍が如く3」に登場した神田にちょっと似てる。顔は全然似てないけど、女好きでもあるから←個人的な感想です。
大友は主演というわりには出番が少ない。なのに映画の中で一番存在感がある不思議なキャラクター。側にいた市川に裏切られるんじゃないかソワソワしましたか、結果的にいい奴だったから良かったw
最後は最終章に相応しい終わり方でしたが、何かが物足りない。。
三代目の山王会会長・白山は若頭にあっさり裏切られちゃうし、繁田刑事もあっさり辞めちゃうし。もう少し理由を描いて欲しかったかな。
松重豊さんが演じた繁田がどうしても孤独のグルメにしか見えなかった…(^^;
あと、チンピラ役の原田泰造は中途半端だったなぁ~
話としては、だいたい予想通りで、裏切りだらけで、アクションシーンは大幅に減りましたが、物足りないけど、面白かったです。