「吉高由里子と松坂桃李の演技が凄かった。」ユリゴコロ エドーさんの映画レビュー(感想・評価)
吉高由里子と松坂桃李の演技が凄かった。
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自分の中にある猟奇的な部分を引き出される松坂桃李の演技と、自分の猟奇的な部分を自覚しつつ松山ケンイチとの出会いで常人の感覚を理解していく吉高由里子の演技が
自分自身もそういった感覚にさせられる程、凄かった。
自分の過ちによって罪の意識を愛する人に植え付け、その人を苦しめ続けていた。しかし、その行為によって2人は出会い、結ばれ、主人公は人らしい心を培っていく。
主人公にとってその殺人は正しさと間違えの2面性を持っていて、その行為に対する後悔や過ちという認識ではなく、許しを乞うような懺悔のような感覚を持っているのだと感じた。
邦画らしさが全面に出ている素晴らしい映画でした。
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