「血」ユリゴコロ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
血
父親の家で見つけた小説の様な手記の様なノートに書かれた女性とそれにハマり読みふける青年の話。
どことなく暗くどことなく影があり危険な香りを帯びた主人公と、突然失踪する婚約者。
そんな中で見つけたノートに書かれた女性の不気味さと陰と寂しさに主人公ならぬ自分もどんどん引き込まれていった。
ただ、ラスト10分で曖昧にしていれば良かった内容を事細かに説明され、そこまでの偶然なんかある訳ないだろうという残念な感じに。
とはいえ、なかなかどっぷり嫌な空気に浸れる作品だった。
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