氷菓のレビュー・感想・評価
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キャスティングはダメだが、意外と悪くない
キャスティングには違和感がある。
古典部メンバーは中学を卒業したばかりの高校生。演技はともかくとして、ビジュアル的には流石に無理があった。
演出はかなりよかった。
原作者の米澤穂信さんの作品に通底する薄暗い雰囲気がしっかり表現されている。
エンターテイメントとして面白いのは断然アニメ版だが、並べて見ると原作をしっかり汲み取っているのは映画版ではないか。
とはいえ、映画として成功していないのは認めざるを得ない。
アニメの劣化コピーであろうという予断を与える予告編、前述のキャスティングの問題、そもそも映画化に不適な原作と、低評価には納得の理由がある。
米澤穂信さんで実写映画が成功しそうな作品はあるかしらと考えてみたが、残念ながらないなぁ…
かなりひどいですね。
私はアニメの実写化アンチという訳ではなく、
むしろ再現の類は好んで鑑賞します。
このような低評価レビューを書くのは人生初です。
・脚本 ★★★☆☆
・演出 ★★★★☆
・キャスト ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
・脚本 ★★★☆☆
1つ1つのセリフやストーリーとしてはアニメよりも原作に近い感じがします。
新聞部の部室にあった薬品金庫は古典部のテーブルの中にあったりなど、尺の問題上これはまだ許容範囲内です。
・演出 ★★★★☆
個人的には演出は好きでした。
奉太郎の考察シーンはとても興味深い演出で撮影方法が、私、気になります。
しかし、関谷先輩がI screamなのは分かりますが、なぜか奉太郎までもが叫んでるのは謎ですね。
・キャスト ---
評価なし。本当にひどい。
脚本と演出はまだ普通だったのにキャストでマイナス全損崩壊。
折木奉太郎→山崎賢人
かっこいい。見た目はアニメと結構似てる方。
しかし、セリフ1つ1つの言葉遣いが荒い。
原作、アニメ以上の気だるさを醸し出している。
山崎賢人さん本人は全く悪くない。
千反田える→広瀬アリス
お願い、やめてくれ。別に可愛いとか可愛くないとかじゃなくて単純に合ってない。
THE大和撫子の千反田さんとは程遠い顔立ち。
可愛いの方向性が逆。
純粋で目がキラキラしてる千反田さんどこいった。
セリフも棒読み、演技がかなりのド下手。
見ててホラー映画かと思った。
福部里志→?
誰ですか、あなた。
福ちゃんいつからそんなに老けたの???
それに限る。
でも雰囲気が似ている。だが老けてる。
伊原摩耶花→?
個人的には1番似ている人物だった。
毒舌とか冷めた顔とか似てるかも。
でも衣装があっていなかったのか、服と顔に違和感があった。
・まとめ
禍根を残し過ぎちゃった福ちゃんのジョーク映画。
ひっどいなぁ
原作に忠実だったアニメは二次元だし、ルックスが原作とのイメージ通りだったからって、三次元で同じ顔にしろとはいわない
でも表情の作り方とか、醸し出す雰囲気は似せられるはずだし、原作がある以上似せないとおかしいよね?
広瀬アリス なんか意地悪っぽい笑みで、おっとりしてる える とは真逆だし
山崎賢人は 方太郎より言葉遣いが汚くて、顔もやる気なそうに演じてる
古典部の他の2人については、「誰⁉︎」レベルで
さいっあくでした
映画にするような内容ではない
びっくりするほどに面白くなかった。
クソなストーリーでびっくり。
優しい英雄なのに、全員退学にはダンマリ?
文化祭中止程度でデモ起こすほどの熱量はどこに??
広瀬アリスの高校生無理でしょう。
制服全く似合わないし。
個人的には、今年見た映画で1.2を争うクソ映画。
そういえば、もうひとつのクソ映画も広瀬アリス主演だった。
あ!役名も同じくエルだった。
いい役に恵まれないね、この子。
千反田えるが抱えている気持ちを観ている人に共感させられていない。な...
千反田えるが抱えている気持ちを観ている人に共感させられていない。なので33年前何があったのか、気になりません。その答は灯台下暗しほぼ糸魚川先生。解けても解けなくてもいいパーソナル謎解き。
“氷菓”したいのはこっち!
いつぞやWOWOWで放送したアニメ版を1話2話見た程度。
監督が『バイロケーション』『零~ゼロ~』の安里麻里という点と、嫌いじゃない青春学園ミステリーというジャンル、この2点だけの興味本位で見てみた。
やらなくていい事ならやらない“省エネ”体質ながら天才的な頭脳を持つ高校生、奉太郎。
学園で起きた殺人事件の謎に挑む!
…ではなくて、
姉の命令で入部した廃部寸前の古典部の謎を解いていく。
学園ミステリーでも名探偵や殺人事件は起きないので悪しからず。
序盤、早速2つの謎を解く奉太郎。
でもそれが余りにもショボッ!
こんな日常の些細な珍妙事件解決如きで2時間も!?
なので最初はつまらなかったが、やっと本題に。
一身上の都合で同じく入部した好奇心旺盛な名家のお嬢様・えるから、元古典部だった失踪中の叔父と叔父が遺した33年前の文集“氷菓”にまつわる謎の解明を依頼される…。
学生運動と文化祭。ある事件。
英雄で伝説で“やさしい先輩”である叔父。
言葉遊び的な“氷菓”の意味。
それに隠された叔父の真意。
紐解かれた謎はそれなりに悲しく、ノスタルジックを誘う。
でも、本当にこれは地味過ぎる学園ミステリー…、いや、部活動レベルの推理ごっこ。
これに劇場料金払ってしまった方々はお気の毒…。公開時大コケも納得。
レンタルのパック料金の数合わせで、暇潰し程度の鑑賞で充分。
人気若手俳優を揃えて薔薇色映画を狙ったつもりが、灰色どころか、“氷菓”したいのはこっち!
省エネ主人公に、演技力ナシの山﨑賢人が合った。あ、勿論、褒めてないですよ。
『四月は君の嘘』では妹すずを、本作では姉アリスを、羨ましいくらいの姉妹喰い!
20歳オーバーの役者の高校生。別に本作だけを非難する訳じゃないが。
広瀬アリスのセーラー服コスプレは可愛いが、アニメ版のえるの方がもっと可愛かった。
千反田えるに食われそう。
アニメ、原作勢からすると正直無い。開始早々欠伸が出た。
一番の原因はキャスティングミスかと思われる。高校生と言う設定なのに皆老けすぎ。千反田えるのガタイの良さ。上記にも書いた通り食われそうだ。折木は省エネを意識し過ぎて変に目立つ。
其れと何だか全体的に色合いが悪い。色がぼやぼやしていて丸で邦画のホラー映画を見ている気分だった。此の実写化は失敗だったんじゃないかと思う。
アニメファン向きではない
古典部シリーズのファンとしての視点です。
本作が低評価である理由の一つとして「アニメ」という大きな壁があるということを感じています。
アニメ「氷菓」は京都アニメーションの高い画力と構成、演出が合わさり、非常に高い評価を得ています。
その結果、アニメから古典部シリーズに入ったファン、あるいはアニメで主要人物のイメージが定まったアニメ以前からのファンがいると思います。
その結果、本作のビジュアルから低評価を受けてしまっているのだと思います。
ですが、本作は米澤穂信の「氷菓」実写映画であって、アニメ「氷菓」の実写版ではないのです。
偉大なアニメという壁ができてしまって映画そのものをまっすぐ見ることが難しいのかもしれません。
一方で映画のほうが(意図的なのか、そうでないのか)アニメに寄せているような部分もあります。
これが少々いただけない。
最初からアニメを一切考慮せずに実写版として振り切っていればここまでの低評価にはならなかったと思います。しかし中途半端にアニメへ寄せてしまったためアニメファンの不評を買ってしまったのだと思われます。
それに関連してキャスティングについても一部不評が見られます。個人的には正直「ないな」と思えるキャスティングが散見されました。
主要登場人物が高校生であり、「ジョジョ」のようなバトルものでも、「ψ難」のようなギャグものでもない本作において、追及されるべきは高校生らしさであったかと思います。
メインキャストの方々はすでに成熟された大人の方々であり、「高校一年生」を演じるには不適当であったように思います。
若手を使うのはスポンサー等々の影響で難しいのかもしれませんが、どうせやるなら現役高校生とはいかなくても十代のキャストを使ってほしかったです。
シナリオ面に関して言えば、全体的には映画という枠組みの中に組み込むため、うまくまとめられていたと思います。しかしながら、一部の改変や省略は物語の印象を大きく変えてしまうかもしれないという部分もありました。
演出面は素晴らしかったと思います。
実写ならではの推理シーン演出、場面転換時に挟まる手書き文字などは演出としてよかったように思います。
ただ、ここもまたアニメファンの不評を買ってしまう「中途半端な寄せ」が見えてしまうという部分もありました。
全体的な感想を言いますと「アニメ」というフィルターをかけなければそれなりの作品であると思います。
しかし一度アニメ化されてしまった作品をフィルターなしで見ることが難しいのもまた事実。
アニメと実写の壁を避けきれなかった作品側にも問題があると言えるでしょう。
おもしろいし、話が深い
推理力が抜群に強いが何事にもやる気がない男性。
自分の気になったことが知りたくて追求する女性。
男性の推理力に、伯父の秘密を解いて欲しいとお願いします。
そして、みんなで協力して男性の推理が出ました。
しかし、その推理は実は完璧ではなく、真実が隠されていた。
「氷菓」の語源の本当の意味判明したという内容だった。
話の展開がスムーズでわかりやすく良かったです。
男性の推理には、わかりやすく納得しましたが、途中で「氷菓」の意味と表紙の意味がわかっていないなと思いました。
そして、本当の意味を聞いた時には、驚きました。そして、「氷菓」の意味もすごいと思いました。
話は良かったのですが、広瀬アリスさんの演技が何か残念でした。
ストーリーがくだらない
アイスクリームだと? それには100歩譲るとしても、あれだけ体制に不満をぶつけた60年代戦士達がどうして無実のこの男を助けようとしなかったのか? とんでもない、有り得ないシナリオ。アリスの役作りも過剰で気持ち悪い
古典部よりかは妄想部
鑑賞当初から高校一年生に見えない俳優陣が出てきて違和感を覚える。
謎解きの部分である33年前の時代背景からしても、この俳優陣でやるならば高校生設定無視して大学生でも良かったのでは?という内容でした。
また、話の展開に今ひとつ丁寧さが足りない。
鍵の件でいきなり話がわかっているかの様に部室に入ってくる主人公の友人。
自分から話を振っておいて真相を聴こうとする主人公の弟にあっさり電話を切る姉。等
映画の造りが荒削り、悪く言えば乱暴に感じたのは私だけ?
原作を知らないので何とも言えませんが原作はもっと繊細なのでは?と感じる映画でした。
エラい地味な陸王山賢~映画は止めとき~
「氷菓」49点。
近頃の流行りというよりそれしかない「JK青春学園もの」です。
他と比べて、エラく地味なタイトル・「山﨑賢人」です。
「Ψ難(本当に災難でした)」とは違い、真面目な正統派推理ミステリーです。キライではありません。
でもネタは単なる言葉遊びに過ぎません。
会話が多く、謎解きのドキドキ感がありません。
学園紛争とは古い。
これでは人は集まりません。
TVドラマの「陸王」はいい役ではまってるのに。
もう映画はえいが!🍀
なんか、いまひとつ
筋は丁寧に辿ってくれるので、あー、こんな話だったなあとか、こういう筋だったのかとわかるという面ではよかった。
ただ、小説の持つ魅力が映画では出ていなかった。主人公は省エネだし、なにせ舞台は古典部だから、ゆっくりまったり静かに進むのは必然だろう。しかし小説は、そんななのにワクワクウキウキ感じたり、リズミカルに進む感じがちりばめられている。映画ではその感じはなし。
小説のリズム感は千反田によるところが多いと思う。映画では、広瀬さんはがんばっていたと思うのだが・・・。監督もそういう狙いはなかったのだろうなあ。いったいどんな感じを狙った映画だったんだろう?
広瀬さんはきれいに撮れていた訳でもないし、ちょっと残念でした。
あとみなが言うように、さすがに高年齢層高校生すぎるのではないでしょうか。
また、本郷奏多は、こんな役が多いな。渋い顔が変で撮り甲斐があるからどうしてもこうなるのか。顔が古臭いってことかな。
アニメ版が傑作らしいからいつか見てみたいものだ。
この原作は、映画化はけっこうむずかしい小説だ。でも楽しみにしていた分、残念。この評価も辛すぎると自分でも思います。
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