氷菓のレビュー・感想・評価
全115件中、21~40件目を表示
「バラ色」の山﨑賢人!!
アニメをコピるだけの安直な作業ですが、山﨑賢人の音読が下手過ぎて頭に入らず、相当キツいです。ストーリーも特に面白い訳ではないのに、アニメにもなり、この原作は何故こんなに持て囃されているのでしょうか。山﨑の映画を20本観ても、面白い映画1本の満足度より遥かに劣るので、後世の映画ファンが山﨑は人気俳優だったんだなと錯誤し、一瞬無駄な時間を取られるのが気の毒で堪りません。
中途半端にアニメ版をなぞるな
原作は未読ですが、京都アニメーション制作のアニメ「氷菓」は全話視聴しました。京アニ作品の中でも一番好きな作品です。
そんな私の感想は「中途半端にアニメ版をなぞるな」です。元々京アニ版の「氷菓」は評判の良い作品であったため、それと比較されてしまうのも可哀想な話ですが。
今作にある一番の問題点として、「中途半端にアニメをトレースしてしまった」ことが挙げられると思います。
まずは主人公たちグループのビジュアルの問題です。この氷菓という作品は、原作版や漫画版やアニメ版で主人公を含むグループのメンバーのビジュアルが大きく異なります。それぞれの媒体や制作者に合わせた見た目に変更されており、それがこの作品の魅力でもあります。
しかし、今作の場合は京アニ版のキャラクターデザインに明らかに寄せているキャスティングのように感じました。特にヒロインの千反田える役の広瀬アリスは明らかにミスキャストです。広瀬さんは大人びた美しさがある素晴らしい女優さんですが、好奇心旺盛で一種の幼児性を持つ千反田えるというキャラクターを演じるにあたってはこの大人びた容姿が完全に逆効果になっていると感じました。当然これは広瀬さんの責任ではなく、キャスティングした側に問題があります。いくらアニメ版ヒロインが黒髪ロングとはいえ、同じ黒髪ロングの女優連れてくればいいもんじゃないです。
また、省エネ主義で面倒が嫌いな主人公の折木が千反田に頼まれて謎解きをするシーンにも違和感がありました。
千反田えるは興味を持ったことを徹底的に追求したがる性格で、「私、気になります」という台詞とともに無邪気な眼で主人公の折木に迫り、根負けした折木が謎解きをする、というのが今作のお決まりのパターンなのですが、アニメ版の無邪気にキラキラと光るえるの瞳の描写や「謎解きしないと逃がしてもらえなさそう」というのが伝わる演出があり、省エネ主義の折木がわざわざ謎解きをする理由付けがされていたのですが、実写版の場合はえるが折木の腕を掴み見つめるだけ。これでは省エネ主義の折木がわざわざ謎解きをする理由付けが弱いうえに、ほぼ初対面の男に対して恐喝にも似た方法で謎解きをさせる千反田えるに対しても印象が悪くなってしまうやりかただと感じました。眼がキラキラ光るみたいな「アニメだから出来た表現」を削ったのに、腕を掴んで見つめる表現だけを中途半端に残してしまったのはあまり良くなかったです。
アニメにはアニメの、実写には実写の良さがあります。
実写がどれだけアニメに寄せようと、「アニメに寄せた実写」にしかなりませんし、中途半端にアニメをトレースした作品の方が、原作ファンからは反感を買います。
アニメに似せろとはいいません。「実写でやる必要性のある作品」というのが観てみたいです。それで面白い作品が出来上がれば、実写映画から興味を持って原作小説やアニメを見てくれる人が増えると思います。
ミスキャスト
皆さんコメントしてるように広瀬アリスさんは年齢にあっていませんね。生徒より教師に見えてしまいました。
もっと年相応の人をオーディションで選ぶべきでした。アリスさんも仕事を選んだ方がいいですね。
ストーリーは悪くないですね。
あの時代はいくらでも冤罪とかあったみたいだし。
内容が弱いなぁ なぜ千反田がおじとの会話をそこまでして思い出したい...
内容が弱いなぁ
なぜ千反田がおじとの会話をそこまでして思い出したいのか、なぜみんなが千反田のために関谷にこだわるのか、理由もイマイチ。
そして、推理もたいしたことなく、関谷の伝説も弱い。
氷菓にこめられた意味もイマイチ。
すべてが、しょーもない。
謎解きものにしては爽快感がたらないかな
山﨑賢人くん達は、何十年前かの高校生?古典部の活動自体がなんだかよくわからなかった。氷菓というタイトルに込められた謎が分かった時はなるほど、そうきたか!とは思うがそんなに謎解きに爽快感はなかった。
原作に忠実なのかわからないが、広瀬アリスが人の腕を引っ張る癖がどうにも気になってしまいました(^◇^;)
回想のシーンに本郷奏多くんが出てきたら重厚感が増すなあと思いました。
そこそこ楽しかった。でも、タイトルが…
原作やアニメファンには不評のようだけど、どちらも観ていない私にはそこそこ楽しめる作品だった。
謎解きのヒントの調査、点と点を結んで線になるまでの過程、仮説を並べて検証し矛盾を修正していく様は、まるで研究のようであり、色々と繋がった時にはスッキリとした心地よさがある。
ただ、腑に落ちないのは氷菓について。氷菓って、脂肪分が少ない氷菓子の分類だから、アイスクリームと一緒にしちゃいけないんじゃないのかな??
歪んだ青春時代
33年前の文集“氷菓”について調べた奉太郎。文化祭を守るために立ち上がり、退学させられたという関谷おじさんについて徐々に解明されていくといった推理ストーリー。
学生運動がさかんだった1960年代。文化祭中止という学校からの一方的通知に対して生徒たちが立ち上がる。事実を知りたい省エネ天才の奉太郎が欠けた“氷菓”の創刊号を探すべく糸魚川先生(斉藤由貴)に尋ねる。優しい英雄という名のもと、傍観者であった関谷が一人罪を被ってしまった事実が判明する。関谷が退学直前に作った創刊号。
氷菓=アイスクリーム=I screamという、なんだかヘンテコなオチ。それにしても糸魚川先生も罪づくりだし、理不尽な扱いを受けても叫びたかっただけという関谷純(本郷奏多)は絶対にイジメに遭ってたとしか思えないほど。その後の彼の人生を考えると、退学処分を受けてからもいい友人に恵まれなかったと想像できるし、幼い千反田えるに「死んだまま生きるな」とかわけのわからない言葉を吐くほど歪んだ青春時代を送ったに違いない。その辺りを描いてくれれば別の面白さが生まれたに違いない・・・
これもキラキラ映画?
高校の学園ミステリーだが、映画にするにはスケールがとても小さい。
姉から言われて古典部に入った主人公(山崎賢人)、同じ新入部員の女子(広瀬アリス)に頼まれて、子供のころの謎に挑む。
ドラマの中枢は何だったのかな。
全115件中、21~40件目を表示