「一個の作品としては」氷菓 Kenpareさんの映画レビュー(感想・評価)
一個の作品としては
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悪くない。よく頑張っている。
キャスティングされている役者さん達は好演である。
実写版 氷菓の評価が☆2つなのは、
映画の脚本が原作をかなり改変されている
からだ。
映画1本の中に納得感を出すためには、必要な作業かもしれないが、
高校演劇の大会でこれをやってしまうと、地区大会は突破できても、県大会でストップ、関東大会には次点で出場出来ない。
原作を読んでいない観客が喜んでも、役者さん達が好演されていても、
原作への陵辱
として却下される。
話の展開、積み重ねが、グルグルと映像化された奉太郎の思考で全て片付けられる演出は、個人的には嫌だなぁ。
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