人狼ゲーム ラヴァーズのレビュー・感想・評価
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35点
映画評価:35点
以前見たのですが、
内容を覚えてなかった為、
再度視聴してきました。
正直、全員経験者という紹介に恥じるレベルで、
人狼ゲームの内容に関しては苦しい点が多数ありました。
ずっと違和感なのが、
殆どの人が主人公を勝たせ様としているんです。
そこがまず不思議で不満です。
①楓は2回目なのに、デスゲームに与した参加者をなじり、何より木偶の坊だった。彼女がしっかり行動していたら勝てた。最終日は一体どこを守っていたのか。
②最終日の蘭子がひなたに投票を集める意味が全くわからない。想像するに未確認のルール(勝者で賞金を山分け)の為に頭数を減らしたかった様に考えられるが、ここまで親身になってくれた盟友を裏切るのは理解に苦しむ。
③虎之介が可哀想。恋人を導入した見所って、人狼仲間に恋人仲間を選択されて、それをどうにか選択誘導をかける部分だと思うのですが、それをせず虎之介に処刑指定権を委ねる。そして全部ハズレ、あまりにも可哀想すぎるし、見所がないです。
④管すばる処刑。もうこれが一番わからない。管すばるを信じるにしても、信じないにしても、どちらの陣営としても霊能ローラーをするべき日に、それをせず預言者を一致団結して吊る。本当に全員2回目なのか疑うレベル。
なんか、、尽きる事がないくらいには
人狼ゲームとしての内容は酷かったです。
何が言いたいかというと、
ちゃんとした人狼ゲームを見たい人は
見ない方が良いよという事です。
この作品はリアル人狼ゲームの雰囲気を楽しむエンタメです。キャラクターも良かったのですし
一つのデスゲームものとしてご覧下さい。
【2025.2.28観賞】
本当の命がかかったらどうなるのかに応えるストーリーと良いラスト
何だかんだで今回も楽しめた、5作目でも全然飽きない
ド嵌りするところまではいかないものの、何だかんだで見てしまうシリーズ、さすがに5作目ともなるとそろそろ飽きそうなものですが、このシリーズは全然飽きません、確かにマンネリ化している部分もありはしますが、でもそこも含めて面白い的な、ある種中毒性のあるシリーズですね。
低予算のシチュエーション・サバイバル・スリラーなんで、突っ込みどころや細かいところが気になってしまう方はきっとダメだと思うのですが、もう5作目ですから、それは仕方ないと割り切って見ている方が大半だと思うので、勿論好みの差はあれど、まあ今回も十分楽しめる内容ではあったかと思いましたよ。
さて今回、まず今までと違う要素で言えば、参加者全員が人狼ゲーム経験者だったことでしょうか。
と言うことは、人狼だったにせよ村人だったにせよ、あの壮絶なサバイバルを生き残った猛者達と言うことで、大袈裟なぐらいにオドオドした人がいないことと、回りくどい説明が必要なかったことでスムーズに話がスタートしたのは私的好ポイントでした。
経験者ならではの駆け引き、思考、それから残虐性もアップ、ただ経験者だからこその理論を披露するも自分が指名されると無駄なあがきをしてしまうのは、やはりそこは人間の性なんでしょうか、ウザったいと言えばウザったいのですが、もしも自分がその立場だったら、やっぱり潔く死なないで恨み節タラタラだろうからなぁ・・・(苦笑)
それと今回投票で指名された者を皆で殺害しなくてはならないパターンに戻っていたのは、無駄に時間が掛かって私的には少々マイナス要素だったかも。
新要素で言えばもう一つ、役職にキューピットと恋人が増えましたね、狐やら狂人やら、毎度新要素を注入してマンネリ化を防いでいますが、今回もまた新たな推理要素が盛り込まれ、ちょっと複雑化、とは言え、今回は最初から人狼とキューピットと恋人が見る者に誰か明かされた状態で始まるので、むしろ推理要素は薄かったでしょうかね。
サスペンス・バイオレンス重視の作風は賛否ありそうですが、まあこれはこれで楽しめましたよ、ドキドキ度はやや薄めでしたが、その分各人のドラマが濃かったりして、過去作よりも感情移入度高めで楽しむことが出来ました、今までには無かった運営側サイドの話も盛り込まれ、過去作とはまたテイストが若干変わってきたのも特徴的でしたね、次回作にも影響しそうな雰囲気で、今後がまたより一層楽しみになってきました。
結末はある程度想像通りだったな・・・と思わせといて、そう来ましたかな結末にはちょっとビックリ、ドラマ要素をより多く盛り込んだのは、そう言った訳だったんですね、次回以降に含みを持たす結末にはある程度満足、勿論ご都合主義的部分は多分にありましたが、まあそこはご愛嬌と言ったところで。
しかし主人公を演じた古畑星夏の力強さはインパクトありましたね、このストーリーのヒロインに見合う存在感を見せてくれたと思いました、このシリーズには珍しく男側の池田純矢も十分存在感を示したでしょうか、役者陣の演技の質はシリーズ1、2を争う出来だった印象です。
恒例のエンドロールでの役職紹介は、大体の人の役職が既に何であるか分かっていた為、特に驚きが無かったのはちょっと残念、でも全体的には今回も何だかんだで楽しめたシリーズ5作目でした。
新たな勢力の台頭で、混迷する頭脳戦。究極のサバイバルゲーム!!
【賛否両論チェック】
賛:全員経験者や第3勢力等、新たな要素がゲームの勢力図を変え、先が読めないハラハラドキドキのサスペンスが繰り広げられる。悲壮なまでに勝とうとする主人公の姿も切ない。
否:前作以上にグロシーンが多いので、苦手な人には向かない。ゲームの理屈は結構頭を使うので、展開を追うのが大変かも。
前作までと同様に、頭脳戦を絡めた騙し合いのゲームという良さはそのままに、今回は〝全員経験者”と〝「恋人」勢力の存在”という、2つの要素が追加されているのが魅力的です。「村人」とも「人狼」とも異なる第3の勢力の存在が、ゲームの均衡を大きく変え、経験者ならではの手の内を知った心理戦が、人狼ゲーム特有の緊迫感を極限まで高めてくれています。
一方で、処刑も自分達でやらされる等、グロいシーンも前作よりも増えているので、苦手な人には向かないかも知れません。
ラストもややあっさりしている感がありますが、極限状態の心理戦を戦うヒロインに圧倒される、ハラハラのストーリーを是非お楽しみ下さい。
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