血闘のレビュー・感想・評価
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3人それぞれの思い
ちょっとだけ朝鮮史の勉強になった。明と清が戦っていた17世紀に朝鮮では大北派、小北派という対立があった朝鮮。少数派を粛正して党派を有利にしていった歴史があるとのことだった。その他にも西人派、東人派、南人など色々あったみたいけど、この頃の朝鮮は受験に必要ないからさっぱりわからん・・・
その朝鮮軍の敗残兵ホンミョン、トヨンと、逃走兵が吹雪の中で山小屋を見つけ暖をとるのだが、それぞれの確執から殺意が交錯するというストーリー。3人の回想シーンも織り込まれて、出世欲と父親への愛、一人の女性をめぐる思い、家族を守らなければならない農民の姿という、時代を象徴した人々の姿が描き出されています。
全体的には殺伐とした雰囲気で、清の軍隊の圧倒的な強さをも感じ取れました。歴史的好奇心として、明の衰退なんてのも取り入れてもらいたかったと思うし、彼らが明の圧力によって出兵させられたことをも描いてもらいたかった。3人の中では逃走兵のコ・チャンソクの演技が良かったです。
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いつまでもウジウジと
清と戦った朝鮮軍の敗残兵三人が吹雪の中、空き家で顔を合わせる。
二人は幼なじみだったが、一族や女のことで互いに一物を含んでいた。
もう一人は徴用兵で武門の連中には反感を持っていた。
早く決着をつけろよ、と思ってしまった。
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ヘイトフルスリー
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