スタンドオフのレビュー・感想・評価
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シンプルで心理戦が上手い!!
心理戦で最後まで引っ張っていくのが上手く、シンプルな作りながら完成度が高い映画だと思います。「ミスト」のトーマス・ジェーンが老け込んでいて、味が出ていました。少女も知的な感じで可愛かったです。
無駄がなくていい
一つ屋根の下、1階に殺し屋、2階に少女と元軍人。
ほぼ限られた密室で、かつ負傷してお互い動きがままならない。
その中でどう攻め・守るか。
フィッシュバーンの悪役が怖かっこいいし。
トーマス・ジェーンの、過去を背負った男もナイス。
サクッと見れて見ごたえありました。
うまく作られた映画だと感心した
言葉はそれがどんな意味を持とうが生身の体と共存し、影のように付きまとう、という感覚がよく分かる。
ラストシーンは新しい家族が生まれるような、何か突き抜けた希望を感じさせる。
家の中だけの攻防
殺人現場を目撃、証拠の写真を持ち 逃げた少女を追う殺し屋と、その少女を家に匿う元軍人の男との駆け引き。
狭い家の中だけでの駆け引きなので、本来ならば アッという間に片付きそうなのですが、そこはお互いに負傷していることで、最小限の動きと会話とで表現している。
ローレンス・フィッシュバーン演じる殺し屋は、寡黙で冷血な殺し屋というよりは、良く喋るフレンドリー?な殺し屋で、勢いで覆面を外したりと、案外〜冷静でいられない人間的な殺し屋だった。
息子と妻を失い酒に溺れた元軍人も、ハッタリをカマしつつ 殺し屋を落ち着かせるために?会話作戦に出たりと、出来るだけ動きがなくてもストーリーが流れるような作りになっていたので、そこは評価できるかなと。
ただ、観る人によってはつまらないかも。
軽率
少女に顔を見られた殺し屋と、少女が逃げ込んだ家に住み少女を匿う元軍人とが、家の1階と2階で牽制しあう駆け引きをみる作品。
駆け引きといってもムダなおしゃべりが主で常に緊迫感がある訳ではなく、少しぬるい印象。
それなりには楽しめるけれどゾクゾクする程のものはない。
それにしても凄腕の殺し屋にしてはやけにペラペラ自分のこと話すし、墓地でも家でも簡単にマスク外し過ぎ。
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