劇場公開日 2016年12月24日

スタンドオフのレビュー・感想・評価

全18件を表示

4.5余白に妄想

2025年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2016年カナダの作品
「stand off」は互いに武器を構えて動けない状態 「にらみ合い」「膠着状態」
非常に狭い場所を舞台に展開するサスペンスアクション
低予算かもしれないが、サミュエルLジャクソンを起用することで、視聴者に対する期待感を非常に効果的に演出している。
そしてこの脚本の練り込み方も良かった。
緊迫が続き、緊張感がリアルに表現されている。
突然起こった出来事
ヒットマン
目撃者
逃げ込んだ家
この作品の要素はたったこれだけだ。
ひとつ是非があったのは、あの小僧と呼ばれた警察官と警察組織
毎回似たようなシーンが登場するが、この警察官のシーンだけがいつも設定不足感が否めない。
ただ、
警察官を撃ち、椅子に縛り付けて拷問のように指をハンマーで砕くシーンは、ヒットマンがカーターの妻をどのようにするのかと、視聴者に思わせるために非常によくできている。
この作品は小説として読むことでもっと面白いように感じた。
読者は与えられた情報からかなりたくさんのことを想像するだろう。
それはとてもスリリングだと思う。
さて、
物語の原動力
それがバードとニックネームのあるイザベル
彼女の真っ赤な服は、おおよそ墓参りには合わない。
なぜ彼女は真っ赤な服で葬式に出席したのだろう?
それは、ヒットマンに殺された男女と神父とは関係ないことを示していたのだろうか?
しかしヒットマンはヒットマンのクセに、結構雑な仕事をしているように感じた。
ヒットマンはしつこさだけが売りで、カーターによって心理戦になっていることが掌握できない。
この部分もこの作品の面白さになる。
さて、
ヒットマンが現れ、慌てたカーターがショットガンの弾を確認する。
そこには2発あった。
当然2発しかないと視聴者は思う。
ところが実際には1発だった。
ここにこの物語最大の「ポイント」が隠されているように思った。
つまり、
弾はやっぱり2発で、バードにショットガンを持たせた時点で、カーターは弾を抜いたのだろう。
5発の弾を持つヒットマン
妻を呼び出されて人質にされてしまう絶対絶命
この時、カーターは妻を守ることに決めたのだろう。
妻を守ることができれば、当然バードも守れる。
万が一バードが引き金を引くことがあっても、彼女には絶対人に向けて銃を撃ったという経験はさせないという強い意思があったと思う。
その彼の意思こそ、ヒットマンをやっつけたのだ。
最後までこの「事実」は描かれない。
しかし、
カーターのやる気のないことで起きた息子の死
自分を許すことができないカーター
バードは、突然現れた疫病神だったが、ヒットマンになった男の哀れな人生を心理戦で読み解いたことで、弱さは自分だけにあるのではないことを悟ったのだろう。
奇しくも妻を呼び出したヒットマン
妻が自分を心配して飛んできた事実
カーターは、愛されていることを感じ取ったのだろう。
バードに殺人などさせない。
決死の覚悟と妻の機転
そして男の首に刺したナイフ
一発腹に喰らったものの、ヒットマンを制した。
瀕死の中、カーターはバードが引き金を引く音に気づいたように思う。
「よかった」
彼は心底そう持ったに違いない。
なかなか素晴らしい作品だった。
このサスペンスは、実に描かれない余白にこそ物語が隠されていると妄想した。

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R41

1.5タイトルなし

2020年11月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

4.0残りは1発・・・

2020年10月3日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

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映画は生き甲斐

5.0シンプルで心理戦が上手い!!

2020年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

心理戦で最後まで引っ張っていくのが上手く、シンプルな作りながら完成度が高い映画だと思います。「ミスト」のトーマス・ジェーンが老け込んでいて、味が出ていました。少女も知的な感じで可愛かったです。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

2.5舞台劇だね。

2020年2月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

殺人を目撃した少女
それを追う暗殺者
助けを求めた場所は
失意の元兵士
一階と二階で繰り広げる
舞台劇
まあ
見れますよ。

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大阪ぶたまん

4.0心理戦

2018年11月11日
PCから投稿

怖い

心理戦がとても巧妙。
上手くラストまで引っ張る作品。

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miharyi

1.5変化のない映画

2018年2月10日
PCから投稿
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viodamo

3.5無駄がなくていい

2018年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

一つ屋根の下、1階に殺し屋、2階に少女と元軍人。
ほぼ限られた密室で、かつ負傷してお互い動きがままならない。

その中でどう攻め・守るか。

フィッシュバーンの悪役が怖かっこいいし。
トーマス・ジェーンの、過去を背負った男もナイス。

サクッと見れて見ごたえありました。

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ゆき@おうちの中の人

4.0うまく作られた映画だと感心した

2017年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

興奮

言葉はそれがどんな意味を持とうが生身の体と共存し、影のように付きまとう、という感覚がよく分かる。
ラストシーンは新しい家族が生まれるような、何か突き抜けた希望を感じさせる。

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ひろたん

5.0とても面白い

2017年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

単純

両親を交通事故で失った少女が墓参りで殺人を目撃し、殺し屋に追いかけられる。
逃げ込んだ一軒家に一人で住む男は助けてくれるが、殺し屋に追い詰められ2階に立てこもる。
殺し屋は1階に陣取り、少女を渡せとせまる。
単純な展開だがテンポがよく、少女と男の心の交流が心地よく楽しめる。

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いやよセブン

3.5小さなつくり

2017年8月7日
iPhoneアプリから投稿

狭い世界での内容だけど、いいつくりだった

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アラキ

2.0最後まで観ちゃう

2017年5月3日
Androidアプリから投稿
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noritenpa

3.0こういうの好き

2017年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ke_yo

2.5家の中だけの攻防

2017年4月9日
Androidアプリから投稿

殺人現場を目撃、証拠の写真を持ち 逃げた少女を追う殺し屋と、その少女を家に匿う元軍人の男との駆け引き。

狭い家の中だけでの駆け引きなので、本来ならば アッという間に片付きそうなのですが、そこはお互いに負傷していることで、最小限の動きと会話とで表現している。
ローレンス・フィッシュバーン演じる殺し屋は、寡黙で冷血な殺し屋というよりは、良く喋るフレンドリー?な殺し屋で、勢いで覆面を外したりと、案外〜冷静でいられない人間的な殺し屋だった。
息子と妻を失い酒に溺れた元軍人も、ハッタリをカマしつつ 殺し屋を落ち着かせるために?会話作戦に出たりと、出来るだけ動きがなくてもストーリーが流れるような作りになっていたので、そこは評価できるかなと。
ただ、観る人によってはつまらないかも。

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m@yu-chan

3.0低予算のわりに頑張ってると思いますが

2017年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

基本二人のやり取りで進行していくストーリーで、新しさはありませんが熱演されてると思いますよ。

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aki007

2.5変な殺し屋

2017年1月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最初、狙撃しながら顔だしで、止めさすか?

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cocky6974

2.5軽率

2016年12月24日
フィーチャーフォンから投稿

興奮

少女に顔を見られた殺し屋と、少女が逃げ込んだ家に住み少女を匿う元軍人とが、家の1階と2階で牽制しあう駆け引きをみる作品。

駆け引きといってもムダなおしゃべりが主で常に緊迫感がある訳ではなく、少しぬるい印象。

それなりには楽しめるけれどゾクゾクする程のものはない。

それにしても凄腕の殺し屋にしてはやけにペラペラ自分のこと話すし、墓地でも家でも簡単にマスク外し過ぎ。

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Bacchus

4.5掘り出し物?

2016年12月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

161本目。
駆け引きが見応えがあって面白かった。
なんだろう、不思議と印象に残る。

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ひで
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