破裏拳ポリマーのレビュー・感想・評価
全31件中、21~31件目を表示
物語がヒドい…
予告篇を観ると…
① 「戦う相手がいかに危険で強大か」
② 「ポリマーシステムがどれだけ危険なものか」
③ 「ポリマーシステムを盗んだ意図」
④ 「俳優陣の体技のスゴさ」
この4点が分からないので
そのあたりに注意をしながら観ていると…
浮かび上がるのは「物語に倫理性がない」という
深刻な事態…
①については、「ポリマースーツは誰が盗んだんだ?」という
ことなんだけれど…予想の範囲を全く出ない
「犯人=内通者」という展開にゲンナリ…
②については、「ポリマースーツが悪用されたら…」という
ことが知りたかったんだけれど…
序盤で説明がされないうえに、後出しジャンケンのように
新しい機能が登場してくるのにガッカリ…
それも、世界を支配できる強大な力を持ち合わせている
というわけではない…
最後の最後に今まで出てこなかった機能が後付けで
登場したときにはもう眠気が…
③については、「何のために犯人はポリマースーツを盗んだのか」
ということなのだけれど、まあベタに「カネ」目当てですよね…
意外性ゼロ…
「何日以内に取り返さないと世界が崩壊する」みたいな
タイムリミットがないからハラハラ感もゼロ
④については、カット割りが細かすぎるうえに
肝心の必殺技はオールCG処理で俳優の体技が見えない…
これで「アクション」がウリなんて笑止千万甚だしいな
というのが正直な感想です…
※ ちなみに、映画のカット数を個人の趣味で数えているのですが
この映画のカット数は、「2315」カットで
1カットは平均して約2.7秒という計算になります…
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2」より少し少ない
ぐらいの数字。
「ワイルド・スピード ICEBREAK)が
1カット平均3秒なのでやっぱりカットが細かすぎますね…
でも、一番ダメなのは
「テロを防止するためにポリマースーツを取り戻す」という物語が
「家族同士の遺恨の果し合い」にすり替えられて矮小化されているというところ。
血税はたいて開発した秘密兵器を使って
家族喧嘩を展開するというシナリオには閉口…
そして、この喧嘩の結末は…
まさかの「悪役が全員自決」という
「アクションは一体何だったんだ!」と突っ込まざるをえない
そして、悪役の父娘のうちの「娘」が自決した後
父が放った台詞は…
「私のために死ねるなんて彼女も幸せだろう…」
「美しい死に様だった」
戦前の大日本帝国の思想じゃあるまいし…
娘が死んで、こんな言葉を吐き捨てる親いねえだろ!
その他にも…
「税金をバラまいて私立探偵を買収する警察」
「私立探偵に失態を尻拭いさせる警察」などの
警察の描写がヒドすぎ…
こんなんで、ちょっとだけセクシー路線見せられても
イライラが募るばっかり…
(ちなみに、セクシー要素はかなり少ないです)
登場人物やカットにムダが多すぎるし…
物語には「倫理」が欠如しているので
子供の教育には悪いです
ボロカスになってしまってすみません…
この映画は「面白い」とか「つまらない」のレベルではなく
「他人に見せちゃダメな作品」だなと感じてしまいました…
後半が雑
序盤かなり丁寧な導入だったのに後半の畳み掛けが雑
キャラクターは描けてるのに、明らかに尺と予算の都合でなんで自分から正体バラしちゃうの?って展開は探偵設定を崩壊させてないですかね
この世に悪のある限り〜を言わないと性能が発揮されないというのは良かったけど、お約束のギャグっぽい扱いにもなっててそこはうまく演出してよってのと、クライマックスのバトルシーンで同じ符丁の別の言い回しでパワーアップするんですけど、ここ見せ場なのに唐突な印象しか感じられなくて残念
あとは概ね満足しました
タツノコシネマティックユニバースに期待します
観てきました。(^^)
同名アニメの実写版ってことで、いつものことながら観てきました。
アニメは実は観た記憶はないんですが、そのおかげか素直に楽しめました。まぁ、ストーリーはありがちかなぁって感じでしたが...。(^^;)
このところアニメやマンガの実写化がだいぶ増えてますね。ジョジョとかどうなのかなぁ...。
シャーロックが可愛い
破裏拳ポリマー自体を知らなかったので、まっさらな状態で観賞。特撮ヒーローは大好きなんですが、顔が殆ど見えている状態のマスク(メット?)がカッコよく見えなくて自分の趣味には合わなかったみたい…(^o^;)やはり特撮ヒーローは顔が隠れていた方が良いなぁ。
それと、ポリマー自体があまり強く見えないのが残念!結構ヤラれちゃうから、圧倒的に強く見えるシーンが欲しかったです。キャラクター的には、山田裕貴くん演じるシャーロック君が純粋で可愛いくて、とても良かったです。
懐かしさを最低限崩さず映像化されてました
昭和40年代、漫画を既に実写された仮面ライダーやキカイダーと違い、タツノコプロのアニメは、どこかアメリカンな部分もありシャープでカッコ良かったんですよね。
主人公のビジュアルも全身スーツを流れるようなデザインと色使いが特徴なので、邦画での実写は予算的にも技術的にも難しい。
数年前のキャシャーンがもっとも頑張ってましたが、あのヘルメットを被るシーンはなく・・・残念でした。
ハリウッドのスパイダーマンは、映像技術の革新で漫画よりよりシャープにカッコよくなってますが・・・
日本の実写は、確実にロボット的なイメージになってしまう^^;;
今回もロボットアーマー的になってはいましたが、登場人物のキャラも、主人公の相棒のズッコケ頑張り具合に、ヒロインや適役女性キャラも昭和少年の脳裏に残る”月亭可朝”さんの名曲を思い起こさせるショットの連発(笑)で、決め台詞もオリジナルをリスペクトして作られてましたよ。
アイアンマンとコンセプト的には似てても・・・
比べてしまうと少年野球とメジャーリーグくらいの差はあるものの・・・
昭和なオヤジには、今時の仮面ライダーと比べるとかなり楽しめた作品でした。
☆3.8
原点を知っていても楽しめる
タツノコヒーロー作品の実写化というと「キャシャーン」賛否両論「ガッチャマン」の散々たる大炎上とあまり良い所が無かったが、ようやくまともに楽しめる作品が出た。確かに原作からの改変箇所は多いが、2時間で纏める事を踏まえれば納得の範疇。原作から親子間の齟齬の相克と言うポイントを引き出し、最初は斜に構えていた主人公が最終的にあの時代がかった名乗り口上を己の魂の叫びとする流れは、常道だがストレートに盛り上がる。余計な恋愛沙汰も一見入ってくるかと見せて最小に留め、アクションの勢いを削がなかったのが良かった。
主人公こそ特撮初だが、ウルトラマン80の長谷川さんを筆頭に、龍騎の香川教授、ゴーカイブルー、ボウケンシルバー、キューティーハニー、仮面ライダーマリカ、カルトラマンガイアSVなど特撮経験役者が多く、変な客寄せ話題作りの素人役者が居なかった事も好感。
普段ヒーロー映画を観ない方も是非!!
面白かった〜!
久しぶりにアクションヒーロー物を観ました。
子供の頃に見たテレビアニメの記憶がうろ覚えで…ポリマーって、こんな話しだったっけ??ww
でも面白かった!
これだけ盛りだくさんな内容を、よくもまあギュギュッと詰め込んだものです。
物語のテンポも良く、時間的に描き足りない部分は役者の芝居できちんとカバー。(→長谷川さん流石です)( ^ω^ )b
回想シーンが効果的に挿入されていて、その絶妙なタイミングに思わず感情移入しちゃいました。
(;_;)
「この世に悪がある限り…」のキメ台詞に、最初は昭和ヒーローの薄ら寒さを感じていましたが、
ラストにはこのキメ台詞が最高にカッコ良く聞こえました。(≧∀≦)
今の時代に“正義”を口に出せることのカッコ良さ!
それに、主人公の内なる“正義”は親子の絆であり、自分を信じ続けてくれた人の思いも背負っている。
泣かせるねぇ。゚(゚´ω`゚)゚。
そして、なんと言ってもアクション!
見ていて楽しい派手なアクションと、見ていて思わず力が入ってしまうリアルなアクションとのバランスが良くて、ぐいぐい引き込まれました。
溝端淳平はアクション初だったのですね。後から知って驚きました。
だって、全く違和感が無かったし、鍛え上げられた筋肉も素敵でした〜。じゅるり。( ̄+ー ̄)
監督ご自身もアクションをなさるのですね。
どおりで踏み込みにこだわるなと思いましたww
漫画でも同じですが、踏み込みと体重移動がきちんと描けているアクションは、思わず見ている自分も力が入ってしまうんですよね〜。((o(^∇^)o))
それに、アクションにそれぞれのキャラの個性が出ているところも見所!
テルちゃんのキュートでコミカルなアクションとか、シャーロックの そこまでは強くないけど、そこそこは強いアクションとか。( 笑 )
レッグカスタム、アームカスタムもそれぞれ魅力的なアクションでしたが、個人的にはやっぱりアルテミス!!
美しさと強さを兼ね備えた女ポリマー!
華麗な空中戦に関節技も決まって。嗚呼、あの太ももに挟まれたい(*´Д`*)
ポージングもカッコ良くって痺れます。
一番お気に入りのエピソードなので、もっともっと掘り下げてほしい気持ちもありましたが、あまり寄り道すると本筋から外れてしまいますよね。
監督の塩梅が素晴らしいです。
最小限の回想シーンだけで済ませることで、逆に私の妄想が止まりません。
そして、敵も良い。(*´∀`)♪
少年漫画によくある、敵キャラの過去回想シーンが大っ嫌いなのです。
どうして悪に染まってしまったか…なんて言い訳はいらん!完全なる悪であれ!
(そもそも、悪を自覚しているとしたら、その時点で既にビジネスでしょう。本人は正しいことだと盲信しているか、若しくは陶酔しているかでないと!)
狂気じみていて素敵でした。
中盤からずっと、主人公達の顔には傷が絶えず…血が出ているか、絆創膏を貼ってるか、アザになってるか… の状態です。
最近、血の出ない映画が続いたからか、血のりが凄く良かったですww
血が乾いてきて、うっすら膜が張った感じとか、リアルでした。
皆んな、やたらと血を吐いていたし。
これも監督のこだわり??
他の作品も観たくなりました。
その他
序盤のギャグシーンは、テンションが微妙でノレなかったくせに、だんだんこの不思議なテンションにハマってきて面白かったです。
時代背景がよくわかりませんでしたが(あの車の時代に、あの携帯?)
懐かしいお札やオンボロビルは見ていて楽しかったです。
ビールのラベルをもう一度見たい。
ふう。これで言いたいことは全部書けたかな?
おばさんが観てもこんなに楽しめるんだから、
普段ヒーローアクションを観ない方々にも、是非観て楽しんでいただきたいです!
イケメンバディ感にキュンとくる女子もいると思います!
もう少しBL風味が強めなら腐女子もキュンキュンしたかもしれませんが、別の映画になっても困るので^_^;
アクション、特にキックは
すごかった❗
話が昔なので、携帯もアンテナ付とか、車は懐かしいセダンが走り
でもスーツだけは良かったです
ストーリーは少し泣いて少し笑える感じかな
全31件中、21~31件目を表示