「ニューウェーブとパンクの時代」20センチュリー・ウーマン 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
ニューウェーブとパンクの時代
タイトル通り20世紀を生きたアネット・ベニングが主役の映画。
アップになると皺が目立つアネットだが、その表情やしぐさが実にチャーミングなんだよねえ。息子ジェイミーを愛し、理解できないが歩み寄り、レコードをちゃんと聴くアネットがステキ。
ただ、ジェイミーの成長物語かな?と思って観ているとやや物足りない。15歳としては奥手というか男性側の性欲面が抑えられすぎ。(そっち方面に特化した映画だと別に沢山あるからか)
人生、フェミニズム、成長物語、親子とテーマを欲張りつつ綺麗にまとめていてこの辺は監督のセンスでしょう。
あとエル・ファニング!アバズレかつピュアという難しいティーン像をナチュラルに演じてました。素晴らしい。
コメントする