カフェ・ソサエティのレビュー・感想・評価
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ウディ・アレンらしい
人生の選択。右に行くべきか、左に行くべきかは、後にならないとわからない…。 往々にして、反対側を選んでいれば…と後になって思うけど、どちらが良かったかなんて誰にもわからない。選んだ道を楽しんで生きるべきだ…。 そんなメッセージだろうか? まあまあ、面白かった。
2人のヴェロニカ ユダヤ教ジョーク 話のテンポがいい。 ベニーグッ...
2人のヴェロニカ ユダヤ教ジョーク 話のテンポがいい。 ベニーグッドマンいいなあ。 ヴォニー役のクリステン・ステュワート綺麗だった。 ウッディ自身がナレーションとはびっくり。
切ない恋してた自分語り
ハリウッドの社交界を舞台にしたロマンティックコメディ。 軽快で明るいのはいいが、困ったことに登場人物の心情が全く心に残らない。酒飲みながら、切ない恋してましたって自分語りを聞かされてる感じ。ラストでだから?って思ってしまった。
ストラーロは凄い!
毎年のように新作を発表し続けているウディ・アレン。なかには、「あれ?」と思うものもあったりするが、ほとんどが水準以上。本作は大当たりである。賞レースをにぎわさなかったのが不思議なくらいである。 アメリカを強く意識させる映画は久しぶりのような気もするが、初めはハリウッドが舞台。豪華スターが闊歩する古き良き時代のハリウッド。 色彩もそれっぽく、俳優のアップも1950年代あたりを思わせるものになっていて、特にクリステン・スチュワートの美しさは観る者を圧倒する。 撮影はヴィットリオ・ストラーロ。ここでこの名匠が登場するとは、まったく知らなかった。もうさすがである。光と色をこれだけ操れればいうことはない。 ウディ・アレンとは初コンビになるわけで、このコラボはひょっとしてまだ続くのか。 脚本もさすがによくできていて、ラストのふたりのカットバックには涙が出た。 これぞ映画である。
本人が出てなくて良かった!
映像はゴージャスだし、音楽は流石ウッディー! シャレオツなJAZZが満載で気持ちイイ!! そこは、好きなんだけどなぁ~ 正直、ウッディー・アレンの映画は苦手です。 大ヒットした「ミッドナイト・イン・パリ」は観やすい作品だったけど、 アカデミー賞に絡んだ「ブルー・ジャスミン」は話を聞いただけで 私には毒が強すぎる予感がして観ていない。 今回は主人公がやばい中年男ではなく若者だったので観に行きました。 他の方も書いている様に、 ウッディーの「毒」が好きな人には物足りないでしょうが 「毒」が苦手な人には良いかも。 まあ、幾つになっても恋を描こうとするウッディー・アレン。 そこは買います!! でも、時に老年男の妄想を映画で満たそうとするので そこさえ無ければ良いんだけどな~ 今回も老年男が糟糠の妻を捨てて若い美女と再婚してしまう。 って、言うか、若い美女に老年男を選ばせてしまう。 そこが大っ嫌い! だから、後半若い美女が後悔する件は溜飲が下がったのに、 美しい妻と結婚し、子供までいながら、 別れた昔の恋人にフラフラと引き寄せられる主人公の不甲斐なさ! でも、男ってこんなもんなんでしょうね。 書いていてウッディー・アレン映画の観方がちょっと解った! 「男って本当にバカ!!」 と思いながら観ると、腹が立たないのかも~(笑)
ウッディアレンの中では見やすい作品
彼の作品では登場人物があきれるほど愚かな選択をして悲喜劇ともいえるドタバタを繰り広げるものがある。この作品はそのあたりは控えめ?で、むしろハリウッドやNYの華やかな時代や美しい女優たちに魅了される素敵な作品になっていると思う。とはいえもう一波乱を予感させるような結末や、印象的なセリフの数々はさすがウッディアレン。ジェシー・アイゼンバーグはこの役にぴったりでクリステン・スチュワートもかわいいファッションで新鮮な一面を見せてくれた。
想像以上
クリステン・ステュワート、ブレイク・ライブリーの美の共演を観たさに鑑賞。内容は全く期待していなかったが、想像以上に面白かった。 やはり、ジェシー・アイゼンバーグは唯一無二の演技力を持っていると感じた。彼の上手いところは、細かい仕草や表情である。一見笑いを誘うような仕草や表情をするが、それが可愛らしいとも、また狂気的ともとれる。それが彼の役の幅広さの所以の1つであることは間違いないはずだ。 ブレイク・ライブリーが思いの外チョイ役だったのが残念だったが、それ以上にクリステン・ステュワートが美しかったので、大満足!彼女は美しいとも可愛いとも妖艶とも違う、大人びているが幼さも垣間見える、今が旬の本当に素敵な女優である。ぜひ追っかけてほしい。 ブレイク・ライブリーはちょっとエロすぎた。
生まれ変わるなら…
1930年代のこの映画、自分はまだ16なのでこの時代のことを知る由もなく…、でもこの映画を観て思ったのはこの時代のアメリカに生まれみたかったなーということ、華やかで美しい時代を感じ楽しかった
「ブルージャスミン」、「教授のおかしな妄想殺人」、「カフェ・ソサエティ」
TOHOシネマズ西宮OSで映画「カフェ・ソサエティ」(Cafe Society)を見た。 カミさんが仕事なのでひとりで見た。 カフェ・ソサエティとはきらびやかな社交界を指すらしい。 監督と脚本とナレーションはウッディ・アレン。 近作では「教授のおかしな妄想殺人」、 「ブルージャスミン」を見た。 こうやって見てみると、ウッディ・アレン作品はあまり見ていない。 主演はジェシー・アイゼンバーグ。 「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」 「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は好きじゃないが、 「エージェント・ウルトラ」と 「ソーシャル・ネットワーク」は好き。 クリステン・スチュワートは「エージェント・ウルトラ」に続いてジェシー・アイゼンバーグと共演。 ブレイク・ライブリーは自身の主演作の「ロスト・バケーション」よりもこの映画での演技の方が魅力的だった。 とてもキレイな人である。 ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、ブレイク・ライブリーがみんないい人でいやみがない。 時代は1930年代。 ジェシー・アイゼンバーグが演じる主人公が叔父を頼ってニューヨークからハリウッドに来る。 主人公が成長し、恋をし、失恋し、その後のサクセスをつかむまでの数年間を描く。 個人的には「教授のおかしな妄想殺人」よりもこっちの方が楽しめた。 上映時間は96分。 満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
ウッディアレン風ララランド?
ララランドと内容が被るのは、偶然か意図的か?対照的な男女の過去の恋愛に抱く感情。あっさりと描く大人の恋愛映画。そこで切っちゃうのね?と最後もするっと終わらせます。人生何か起こるか分らない。後は観客の好みで、といった所でしょうか。
「ラ・ラ・ランド」への当てつけだったら、とても笑える
「カフェ・ソサエティ」(原題:Cafe Society)。 81歳にして47作目。ウディ・アレン監督の最新作。いまなお、"年1作ペース"で作品を生み出すバイタリティ。脚本も書き下ろす創作力はもはや"超人"である。 1930年代のハリウッド黄金期の社交界(=カフェ・ソサエティ)における青年ボビーの恋と別れ、そして人生の成長を描くロマンティックコメディ。上から目線でハリウッドを見つつ、ニューヨークを文化的な上位に置き、諧謔をもってユダヤ人をイジる表現手法などはお手のもの。 ウディ・アレン作品は、"合わせ鏡"のように監督自身を投影したエピソードがかいま見られ、どこまでがカミングアウトで、どこからが創作か分からないような自虐的な恋愛事情が笑いを生み出す。観る側は等身大のリアリティに共感するか、ないしは物見高さを開放すればいい。 まるで観客自身の経験値を試されているような、達観した恋愛論。 本作はまた40年前のアレン監督のアカデミー監督賞作「アニー・ホール」(1977)のセルフアレンジ的な展開になっていて、老練な映画術の行き着いた、何年経ってもブレないオリジナルの作風である。 アレン監督としては、「マジック・イン・ムーンライト」(2014)、「教授のおかしな妄想殺人」(2015)と、2作連続で主役抜擢した、エマ・ストーンにヴォニーを演じてもらいたかったようにも感じられる。エマ・ストーンは「ラ・ラ・ランド」と結婚(出演)してしまい・・・穿った見方をすれば、偶然にも「ラ・ラ・ランド」(2017)への当てつけのようにもなっている。 「ラ・ラ・ランド」は、マーティン・スコセッシ監督の「ニューヨーク、ニューヨーク」(1977)をモチーフにしていると言われるが、実は同じ1977年公開の「アニー・ホール」の男女設定とも近似している。それだけオーソドックスな展開なのだが。 2作に共通する、同じハリウッドの黄金期に起きた若者の恋愛の行く末。アレン監督は"この2人の余韻はこう表現するんだよ"とでも言っているかのようで・・・。これぞ熟練の技。 所詮、"恋愛"の選択は、"後悔"か"未練"のいずれかを残すに過ぎない。「カフェ・ソサエティ」の余韻には、恋愛を達観したオトナの境地が定義される。 (2017/5/13 /TOHOシネマズ日本橋/ビスタ/字幕:松崎広幸)
ウディ・アレンが片手間に作った?
今をときめく美人女優も容易にキャスティングできるだろうし、この程度の作品はウディ・アレンなら片手間で作れちゃうのかなー。サイドストーリーのギャングとユダヤ人というのはウディ作品によく出てくるネタだし、本筋は忘れられない昔の恋人と再会するロマンスだけど、若手監督が作ったラ・ラ・ランドにはだいぶ劣る感じがした。 ジェシー・アイゼンバーグが、初めの方の少し首を突き出し猫背気味に歩き、口先だけを使っているような話し方のいつもの彼のイメージから、クラブの支配人になって自信に満ちた主人公まで、演技の幅を見せる。
軽いタッチのようで人生の深さが感じられる。セリフ回しもさすがウッデ...
軽いタッチのようで人生の深さが感じられる。セリフ回しもさすがウッディ・アレン!当時のハリウッドスターの名前が次々に飛び出してくるのも最高に楽しめる。
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