「観たかった度△鑑賞後の満足度◎ 往年のタッチを取り戻したウディ・アレン。ハリウッド黄金期へのオマージュでありながら心はやはりニューヨークにあることも仄めかして…」カフェ・ソサエティ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
観たかった度△鑑賞後の満足度◎ 往年のタッチを取り戻したウディ・アレン。ハリウッド黄金期へのオマージュでありながら心はやはりニューヨークにあることも仄めかして…
①『マジック・イン・ムーンライト』や『教授のおかしな妄想殺人』の不調ぶりに、ウディ・アレンも演出力が落ちたなあ、と思っていたが少し早計だったようだ。
確かに往年の切れ味は薄くなったが、それだけ円熟味が増し、演出も編集もスパスパと好調。
②もはや後戻り出来ない日々への少しばかりの後悔と郷愁には、『アニー・ホール』タッチが滲む。
③もう戻れない懐かしい日々を振り返る役を演じるには、主演の二人が若すぎて年月の経過を感じさせないのが難点と云えば難点。
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