「よかった」わたしは、ダニエル・ブレイク 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
よかった
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そもそも役所になんか頼ろうとしてもどうせ気分よくならないに決まっているのでなるべく当てにしないことにしていた。しかし、里親活動をするに当たって児童相談所のお世話になったら、とても手厚く面倒をみていただいて、今ではその印象が逆になっている。部門によってきっと違うのだろう。
おじいさんが車椅子の弁護士を頼ったとたん、すんなり事が運びそうになっていたのが、よかったのだが、本来そうあるべきであり、なんとも残念な気持ちになった。
ヒロインがシングルマザーで、生活苦から風俗嬢になってしまうところがあまりに切なかった。リアルな現実なのだろうし、現実にそうして生きている人がいるのだが、本人も触れて欲しくないだろうし、実際ユーザーもいる。問題視しづらい問題だ。市場原理の負の側面だ。
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