ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価
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戦争映画はそんな見ないけど 考えさせられる一本やった たまにはこう...
2017-46
わたしは戦争映画は苦手な、というより食わず嫌いで、
プライベート・ライアンも、パール・ハーバーも、ブラックホーク・ダウンも🤔です。
なのにこの映画は、なぜだか惹かれて見に行きました。
戦闘シーンはリアル。つらいし、残酷。
アメリカ人も日本人も死なないでって思う。
アンドリューが信仰を胸に兵士を救い続けたように、日本人もお国のためにという信念をもとに戦ったんだろう。
どっちがいい、悪いとか、ない。
生まれた場所が違うだけ、な気がする。
後半は見入ってしまい、気づいたらドキュメント映像になり、終わってしまった。
Based on a true story
でもなく、
Inspired by a true story
でもない、
true story
です。
死霊のはらわたメルギブソン!
戦争が何たるかを語る映画ではない。
初志貫徹
アンドリューくんの信仰心、またしても強し
「沈黙」では、アンドリューくんの信仰心が強すぎて、はよ踏めよ!とイラッとしましたが、これもまた、前半、はよ持てよ!とイラッとします(笑)アンドリューくんは、キリスト信仰と日本を描く映画に縁がありますね。
鬼軍曹だったり、イジメだったりは、フルメタルジャケットを彷彿させるものがありましたが、その後の展開は予告通り。アンドリューくんがどんどん仲間を救っていきます。
しかし、日本兵どれだけ強いんですか?!戦国時代かよ!!って、そこが日本人から不自然だったので、-0.5点。
戦争もんでは、プラトーン、プライベートライアンに匹敵する出来だと思いました。最後に、メルギブソンが監督だったことにびっくり。メルギブソン、イーストウッド監督みたいになっていくのかしら??
信念とは
戦争映画の金字塔『プライベート・ライアン』に引けを取らないをリアルな戦闘シーン。
彼が「なぜ、武器を取らないのか?」「それでもなぜ戦争に行くのか?」をその確かな演技力で見事に表現したアンドリュー・ガーフィールドは本年度アカデミー賞©主演男優賞にノミネートされたのも頷ける。
監督は今作で完全復活のメル・ギブソン。プロダクションで名作『ブレイブ・ハート』の姉妹作と書かれていたのも納得です。
個人的にはアンドリュー・ガーフィールドが主演した今年の1月公開のこれも日本が舞台だった『沈黙 サイレンス』との共通点も感じました。
信念とは、日常で培われ、非日常、非常時に試され、言うは易し、行うは難しで、その行動にこそ全てが表れるものと改めて思いました。
信念を通すこと
友達に誘われて嫌々鑑賞。絶対グロいし、愚かな日本兵と正義のアメリカ兵という構図の映画なんだろうな、と思ってたので。でも、観て良かった!エグかったけどそんな単純な映画ではなかったから。いくら自分の信念とはいえ、戦場でその信念を守りきる強さ。神様もう一人だけ、と走り回る姿には泣けました。ただ、敵である日本兵も信念があったからこその強さだったんだと思う。死を恐れないゾンビのような日本兵という描き方でなかったことがよかった。
英雄の映画として見るならスッキリ。でも、戦争映画として見るとやりきれなくてモヤモヤを感じる。今世界で起きてることも信念がキッカケではないか。この映画のテーマである信念と対極にあるように見えるが同じなのかもしれない。見るものの立場の違いなだけで。
助けるための兵士
OKINAWA May,1945
言葉が出ない。
臨場感というか「えぐみ」というか迫力というかものすごく突きつけてきますが、これは観るべきです。迷っているなら今、劇場で。ほんきです。
時折聞こえる日本語……
他のかたもレビューにかいていました。戦争とは何なのか。
人を殺すだけ殺し、そして何を求める。何が得られた。しかし、何かが変わるとその時の方は考えたのでしょう。しかし(二回目)、我々はこの忌々しき「過去」を見て考え直さなければいけません。今ある平和とは何なのでしょうか。
今ある平和を考えると同時にレビューのことを考えている自分が情けなかったです。裏を返すと、それだけ誰かに伝えたいのかもしれません。
最初のパートは笑います。途中でも笑いは入れてきます(それがアメリカ流?よくわかりませんが笑)。もうそれどころじゃないですが。
自分も信念は貫き通す派の人間ですが、言い訳をし、なんとかくぐり抜け、意地を張っているだけのように思いました。まだまだです。いついかなるときも信念を貫き通せば、何かは変わる。
あと最後に
最初のシーン辺りから、アンドリューさんが堺雅人さんとダブり、それは最後まで同じでした。
言葉はでました。
凄惨な戦場描写をみて
知らなかった事実
ただの「勇敢な臆病者」の話だったのか?
戦争とは何か
戦争の意味を理解しながらも、人を殺める事を頑なに拒絶し、信念を貫いたデズモンド。
大きな、大きな仕組みの歯車のひとつでありつつも、その中で自分の出来る事を全うした。米国視点の作品だけれど、事実に基づく内容に尊意を感じました。
そして戦争って何のか、わからなくなってしまった。。。
家族を守る為。自尊心の為。人を殺したい為。追い込まれた為。
一瞬で消える命。ただただ恐ろしかった。
オバマ前大統領が、この国の若者をもう死なせないと戦争をしなかった選択。
あれは間違いだと思っていた。でも違うのかもしれない。。。
私の祖父は海軍だったが、こう言う戦禍をくぐり抜けたのか。
もっと話を聞きたかった。
祖父が生きていたら、昨年のアメリカ議会での安倍首相の演説、
そして和解、どういう風に聞いてただろう。祖父に思いを馳せずにいられなかった。
排他的議論がいかに愚かで、危険な事かがよくわかる、価値観を揺るがす映画でした。
信念と葛藤
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