ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価
全334件中、181~200件目を表示
信仰心で戦場に立つ
非常にシンプルなストーリーの戦争映画です。予備知識なく楽しめたのでお薦めです。主人公の従軍前の生活が丁寧に描かれているので、彼の信仰心を前提とした物語であることを観る者に理解させます。内容がはっきりと二部構成になっているので、冷静にひとりの人間を俯瞰して見ているような、自分が神の視点で観ていることを感じさせられます。
沖縄にいる日本兵は、体格と頭数が米兵より優れていて、不気味な敵として描写されています。同じ日本人とは思えません。
物語が終わってからの実在した人物の紹介が感動します。こんな主人公のような人が存在したのかと、疑問に感じていると驚かされます。実際にこの気持ちを味わってほしいですね。
戦場での残酷描写が徹底していて観ていられない人が少なくないとは思いますが、鑑賞後は妙に爽やかな気分になります。
戦争…人が行う大罪
殺すのは簡単だが、生かすのはとても大変だ。戦争は屑共の金儲けの手段であって、そこには兵士とは言え、一個人に立ち返れば、人が人を殺す理由など何処にも見当たらないのだが、屑共の手練手管によって、都合良く適当な理由を当てはめ、無辜の民の生命をいとも簡単に奪う。戦争は地球上から無くさなくてはならない人類共通の課題だ。しかし、殺戮シーンが余りにも生々しく、こうして見終わった後でもまだ動揺している。
主人公の意志の強さを感じる映画
「銃を持たない」普通そんな人が軍に入ったら理解されないし、敵視されるのは当然。
でもその意志を貫いたのこの人は本当に凄い人だと思う。
自分的には泣いたし、とても面白かったです。ただ日本との戦闘シーンは過激で迫力ありすぎて目をそらしてしまう自分がいました。
感動しました
特別戦争映画が好きなわけじゃないけど、これは迫力あり、まさしく戦争のむごたらしさが描かれてとても感動しました。
レビューでプライベートライアンの方が良かったとの批評があるようですが、内容的にもプライベートライアンとは全く異なる戦争映画だと思います。わたし的にはむしろプライベートライアンより面白かったです。
まぁ、日本兵の描かれ方にはわたしも多少違和感がありましたが、これは連合軍からの見方なので仕方ないでしょう。
最近のパトリオットデイといいこの映画といい、やはり実話を元にした映画は感動しますね。
信仰心と信念
信仰心と信念を貫ける強さはなんなんだろう。日本人にはというかわたしには分かり得ないものというのが悲しい。今からキリスト教徒になってもわからないよね。それと日本兵が怖すぎた。死を恐れない、でもそれは信仰心からではない。
主義主張関係なく質が高かった
日本人として、正直、題材的に観賞を躊躇うところがあったけれど、相当に泣かされたし、素晴らしい作品だった。
描かれ方は、完全にアメリカ目線であり、信仰とか、あるいは日本兵の表現も“腹切り”的なもので、日本人としては受け入れがたい部分が大部分を占めていたように思う。それでも、この作品には非常に共感してしまったし、大げさに言うと、大日本帝国は完膚なきまでに敗北したのだと思い知らされてしまった。
とはいえ、そのようなナショナリズムや思想といったものを超えた、映画の質の高さを一番に感じた。
生々しい戦闘シーンや、緊張感あふれる絵づくりによって、完全に引き込まれてしまった。
作品のテーマも、立場や主義主張関係なく、ごく当たり前の事が表現されていたので、素直に受け入れることができた。
個人的には、主人公の行いに涙すると同時に、沖縄で散っていった多くの日本兵に涙していた。そういう様々な感情をかき立てられる優れた作品だと思う。
ハズレ映画ではないが2度は観たくない
深く心に刺さず映画だが
もう一度は観たくない映画。
なぜなのか?
あまりにグロい戦闘シーンのせい?
見終わった直後の今は
正直わからない。
ただ、
駄作だったか?と問われると
決してそうではない。
これは、しょうがないのだけれど
アメリカ側からの視点なんで
日本軍の描かれ方に戸惑い。
同じ日本人として
日本軍を「絶対悪」として
描かれていることも辛い。
ハズレの映画でないのに
見終わったあとこんなに
モヤモヤした映画は
初めてかもしれない。
信念、、とは?
上映時間の長さが、全く気にならないぐらいに飽きさせない展開が素晴らしい。戦争の悲惨さが改めて心に刻まれ、主人公の勇気と信念に感動しました。実話でもこれだけの演出が出来ると高く評価出来る。
やはり俳優メルギブソン監督の映画
主題がフォーカスされていない。最近のアメリカ映画お決まりの、愛ありアクションありの映画となっている。主題が素晴らしいので行ってみたが、人間が見えない。せっかくの、素晴らしい実話が台無しになっている。メルギブソンは、監督としては難しいと思う。「シンドラーのリスト」の監督などに比べて、人間の描き方が違う。
戦争シーンの迫力が凄い。 主人公が銃を持たずとも、戦場に行ってる時...
戦争シーンの迫力が凄い。
主人公が銃を持たずとも、戦場に行ってる時点で同じ事では?と思いながら鑑賞しましたが、信念の行動に感動させられました。
実話だからこその凄い映画でした。
感慨深いね
この映画見ると旧日本軍て恐ろしいなと。
誰がが「艦砲で敵は全滅だろ」
→「いや、奴らは別だ」って。
何言ってんだ…
武器を持たない奴は戦場では信用するなってとこは確かに納得だな。
しかしデズモンド・ドスは戦場で必要な人間だった。
こういった部分の描写が激しい戦闘描写に劣っていなかったところは良かったと思う。
戦場の臨場感に打ちのめされる
目のあたりにするのは地獄絵図。
国家の大義のもと
殺し合わなければならない哀しさに
涙が次から溢れてきた。
信念に裏打ちされた勇気がその中を奔走し
ひとり、またひとりと救ってゆく様に
人間が天から与えられた役割を
全うしようとする強さを見せつけられ
魂を揺さぶられると共に
自分の役割とは何だろうと
深く考えさせられる。
ガーフィールドの
はにかんだ弱々しい外見とは裏腹の
強固な意思を感じる表情が心に残る。
全334件中、181~200件目を表示