「戦場の希望となる存在」ハクソー・リッジ Michaelさんの映画レビュー(感想・評価)
戦場の希望となる存在
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デズモンドの信仰心の強さが心に響く作品だった。。幼い頃過ちを犯し、父にも銃口を向けた経験から人を殺さない、銃を持たないと決めた。
それを戦争のどんな状況に置かれても成し遂げ、人々を救った。
普通の人々なら宗教に関係なく、戦場で銃を持つことは当たり前であるだろう。
しかし、彼は普通ではなかった。臆病者と呼ばれることも恥じず、殴られ続けても、自分の信念を曲げない。
そして、彼はその信念を曲げることなく、たった1人で戦場の人々を救う。
1人救うと「もう1人救わせてください」と。
私は戦場に出たことはないが、きっと戦場には助けられるはずだった隊員が多くいるのではないだろうか。
もう誰も助けに来ないだろうと思った時、助けが来てくれることがどれだけ心が救われることだろうか。
誰も助けが来ないことを想像するとゾッとする。
そして、次戦場に出る時負傷しても彼が助けてくれると思うと、隊員達は希望を持って戦場に出られる。
戦争の残酷さもしっかりと描くことによって、彼の行動はより勇気ある行動であると感じさせる。
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