FOUND ファウンドのレビュー・感想・評価
全35件中、1~20件目を表示
よく出来た80s風ホラー
ホラー映画への愛を感じます。
特に、80sホラー。
本当にホラー映画が好きな人が作った感じ。
演技が全体的に下手で、それが逆にB級ホラーっぽい。
わざと?(笑)
ホラー映画愛好家は異常者が多いのか?
少し考えさせられますね(笑)
4か3.5で少し迷ったけど、厳しく3.5にしときます。
ホラー映画として、よく出来てます。
ホラー映画愛好家は観ないと損するレベル(笑)
ギターウルフの映画『ワイルドゼロ』のポスターが貼ってあって、冒頭からテンションぶち上がった(笑)
この映画『ファウンド』自体のポスターはスタークラブを連想させ、
映画の中身を観たら、ギターウルフのポスター(笑)
それが面白かった(笑)
Extremely immoral content. It is ...
Extremely immoral content. It is an entertaining film for adults who know what they are doing and can consume bad taste, but it is a film that only a refractory middle or high school student is likely to be interested in. The clergyman and the protagonist's own brother in the film are metaphors for the opposing axes of light and darkness in a religious context. The protagonist, a boy with an innocent soul, must place himself between the two. Through the eyes of the boy, this is a kind of healing work that depicts man's descent into the dark side.
お兄ちゃんの秘密
ホラー映画好きの少年は、兄の部屋に忍び込み、クローゼットに隠してある生首を眺める。どうやら兄はシリアルキラーらしい。
ある日、兄は両親との諍いをきっかけについに家族にまで手をかけてしまう。
筋金入りのスプラッター好きにオススメです
劇中で「ヘッドレス」という映画をお兄ちゃんに借り、友達と鑑賞するのだが、この劇中劇、本編より気持ち悪い。
お兄ちゃんは殺人鬼な上にマザーファッカー(直意)なわけだけど、弟には優しいので憎みきれない
良い点
・ゴア表現が見応えがあった
悪い点
・食人描写あるなら先に言っといてくれないか
ラストが好きです
ジャケットにあるような肉体ではない兄貴…。まあ、それは置いといて。画面に漂う不穏なムード、話を聞かない両親、とんでもないことをしでかしている兄貴、心のやり場のない弟(兄貴に迎合するかと思いきや、思ったよりマトモだったので救われた)、閉塞感のあるイライラの日常から兄貴を変貌させたビデオ。
ビデオか〜!やっぱりDVDより不安アイテムとして物語に貢献するよね。
Headless。なんか昔観た「Snuff」って映画を思い出したわ。前出の方がグロいけど。
最近こんな映画観ることなかったけど、ラストの弟の独白がすごく良くって、映像とマッチしてたので、心に残った映画となった。
ラストの絵面も強烈なインパクト
B級ホラームービーをベースにした、シリアルキラーの物語。
閉塞的な空間ながら、ホラーなどの趣味と共にそれなりに生きてる少年。
それともう一つの趣味によって段々と彼の身辺がゆっくりと歪んでくるのですが、それをど頭に入れてくるのがすごいです。
そして兄が変貌するきっかけとなったであろう「Headless」。
この劇中劇がとても力入っていて、ゴア表現もやりたい放題なんですね。
本当何でそんなに?と言うくらいの密度で作っています。
そんな監督の趣味全開なB級ホラーな感じだったのですが、途中から少年の自立や社会の根深い差別やいじめ、親子の隔たりなどの問題がどんどん盛り込まれてくるんですよ。
ここら辺の絡め方もじわじわとうまいです。
またBGMですが全体的に線が細く繊細。
作品の怖さを煽ることもなく、少年の薄ら寒い心情が伝わってくるようでした。
段々と先が見えなくなり、そこに差し伸べる光があり、歪んではいるが確かな愛が感じられました。
この邂逅をきっかけに変わり始めるのですが、それと同時に加速度的に狂っていきます。
そして訪れる凶行。ここは音声のみのやり取りなのですが、序盤に「Headless」をじっくり見せつけられているので、何をしているのかぐるぐると頭に浮かんでくるんですよ。
これは本当うまい演出というか、見事な仕込みでした。
ラストの絵面も強烈なインパクトで、振り返るとものすごい熱量の意欲作でした。
本当、色々とすごかったです。
ここからネタバレ?というか小ネタ的な部分です。
◎兄貴の部屋のポスター
そうそうたるカルトムービー(DVDスルーにすらなっていないのでは?)の中、一発で目に留まった「WiLD ZERO」のポスター。
序盤かなり露出しているのですが、日本のカルトホラー作品なんですよね。これは嬉しかった。
主演は日本のガレージロックバンド、ギターウルフです。
この時点でカルトな匂いがプンプンですが、くだらなくて面白いですよ。
◎兄貴の身体
キービジュはパリッとした見事な身体ですが、それとは違い本編ではゆるゆるなのが凄い気になりましたw
たくさん賞とか撮って評価が高まってきたので、配給が気を利かせて格好良いの撮り直したんですかね?
◎劇中劇の「Headless」
このあとスピンオフで実際に作られたようですね。でも国内版DVDも出てなくて、Amazonとかで海外版のDVDが買える(売り切れ状態ですが…)くらいのようです。
トレーラーはyoutubeでも見れて、子どもがいるっぽかったり中々面白そうなので機会があれば観たいです。
※でもレビュー読むと「FOUND」の中のまんまっぽい…。
平和を乱すブラコン物語
兄が殺人鬼であることを知ってしまった弟、というあらすじ。斬新な設定のストーリーが面白い。大量虐殺!血!フィーバー!って感じではなくじわじわ日常が狂っていく感じです。演出自体はそこまでお金がかかっていない感じ…劇中劇のヘッドレストにつぎ込んでるな〜と感じました。めちゃくちゃグロいというわけではないですが中盤からラストまできっちり胸糞が悪い系。それはともかくブラコンお兄ちゃんと弟の絡みが可愛いのでショタコンにはオススメ
スプリッター
結果親子の絆に気付くオチかと思ったら
お兄ちゃんちゃんと狂ってて草
兄弟愛
劇中で登場する「HEADLESS」が良いスパイス
女の人痛そうだったなああ
死体の口を利用してたってのは昔の殺人事件であった気がするけど
首て、、
流石です。
マーティ肝座ってました
アメリカの闇が登場人物にそのまま憑依してしまった感じ?
自分のことを可愛がってくれる兄スティーブが黒人の生首を斬って隠し持っている事実を知った11歳の少年マーティ。ホラー映画が大好きなためか、通報するわけでもなく誰にも相談できぬまま過ごしていた。そんなある日、レンタルビデオ店で「HEADLESS」というホラー映画のビデオの中身が盗まれていることに気づくが、その盗まれたビデオが兄の部屋にあった・・・
ずっと少年マーティ目線による作品であり、ホラー映画の賛否までも問いかけてきそうな内容だった。マニアには垂涎モノのビデオのオンパレード。作品名を見てもさっぱりわからないが、物語の中心になるのは「HEADLESS」。ストーリーもクソもない内容ながらスプラッター描写だけは凄く、兄もこれを模倣したんじゃないかと疑うマーティ。そして、学校のいじめっ子マーカスの生首も発見してしまう。
イジメの構図や黒人差別主義の問題が根底にあり、ホラー好きが実践という一線を越えたシリアルキラーの描写を犯人の弟目線で追ったといえば、的確ではないにしろ、筋が通る。マーティの心の動きも絶妙であり、兄弟の絆を信じながらもやってはいけないことを自覚する様子。彼もまた殺戮者にならなくとも差別主義者の道を歩むかもしれないが、最後の大きな事件によりトラウマとなり歪んだ心を持つことが示唆されている。
廃墟と化した鉄道博物館や麦畑の美しい風景。部屋の中にはマニアックなホラー映画のポスターが貼りつくされていた。黒人牧師の説く和解など無視。「やられたらやりかえす」という暴力の連鎖を肯定してしまう、人間の根底にある愚かさも描かれ、多感な年頃に残酷シーンを見せることの是非も問うている気がしました。
衝撃のラスト…?
予告やレビューブログで『衝撃のラスト』『完璧なラスト』と言われてたので期待しすぎたのかもしれません…。
ま、最後のあのカットは少し驚きましたが言うほどではないかなと。。
登場人物、ほとんどクソ野郎でまともな大人が誰一人いないのがかわいそすぎた。親がまずダメだし、先生もいまいちだし。
一番ダメだろって思ったのは牧師。あの立場なんだからもっと親身に話を聞くべきだし、もっといい言葉をかけてあげられてただろう。というか、かけるべき立場でしょうが。
周りはダメな大人ばっかりで、唯一守ろうとしてくれるのがお兄ちゃん。
お兄ちゃんは昔同じようにいじめられてたりしたのかな。その時も親は話を聞いてくれなかったんでしょうね。この親がいる限り弟は自分と同じように悲しい思いややり切れない気持ち、ダメになっていくから、最後のシーンで大人になれば分かると言ってあの行動を起こしたんでしょう。
あと、それ程グロくはないです。劇中の映画は安っぽい作りなのでちょいグロです。
誰にでもある秘密
主人公は、子供ゆえの好奇心からか、家族がそれぞれ抱えている隠し事を知っている。厳格な父のアダルト誌、母のラブレター、兄の鞄の生首。
家族が殺人鬼だったら?そんなこと考えた事もないが、自分が主人公と同じ年齢だったら、同じ行動をとっていたかもしれない。多感な年齢ゆえ、怖いけれども見てみたいという感情に陥りそうだ。
こんな事を考えさせられるほど、本作はリアリティーに溢れている。登場人物の反応などが妙にリアルなのだ。
ジャンルはスプラッタホラーなのだろうが、本編にそのような描写はほぼ無く、劇中で登場する「HEADLESS」という映画が異様なまでのスプラッタを披露する。その作品が鍵となっているという訳だ。
一種の青春映画でもある本作は、子供目線で描かれているからこそ感じる恐怖感が面白いのだが、ややスローテンポなのが難点か。この手のインディーズ系の映画は80分位が丁度良い。それが観ていて疲れの出る原因なのではないか。正直中盤は集中力を切らしてしまった。画力や表現力は文句なしの完成度。やや演技があれれな役者もいるが、注目されるだけの理由は十分に分かる。この監督は間違いなく心に闇を抱えているに違いない。
美形兄弟
にいちゃんの動機、最初のきっかけ、作中作のグロさを除いた出来、は物足りなく感じた。
一方でにいちゃんのヤンデレ入っているブラコン振りは、美形なだけに薄い本ができてもおかしくない。
そしてあえて見せずにいたのに…あのラスト。何というか意地が悪いというかマニアにはご褒美というか。
そんなに悪い人でもない両親が互いを気にかけているセリフでグッとくるので余計に悲しくなる。
劇中映画が良かった!!
劇中のホラー映画は良かった(但し半魚人の方は全然ヌメヌメしてなかった)ですが、本編は面白くなかったです。結局お兄さんが何をしたかったのかも曖昧だし、あらすじ以上のものはありませんでした。父親が安倍晋三に似ていました。
1本のスナッフフィルム風ビデオと少年
マーティのイジメられぶりから、どんな反撃をするかと思って観てた。
序盤から、兄と父親との不仲も 後の伏線として張られていたので、その辺りの展開は容易に想像できた。
マーティは、兄のスティーブが連続殺人鬼ではないかと疑っていた。
それは、スティーブの部屋に置いてあるボウリングバッグの中に人間の頭部が入っていることを知っていたから。
ゴム手袋を使い、手慣れた様子で中を確認するマーティもなかなかの強者w
マーティが観たかった「HEADLESS」と云うビデオが、1枚の紙片と共にスティーブの部屋から見付かり、確信する。
この「HEADLESS」って言うビデオがなんともねwww 目玉って潰してもあんなんならないしw
フナッフフィルム風の作品なんだけど、あの作品を観て自分の性癖に目覚めたスティーブが最後に暴走するんだけど、可愛がってるはずの弟にあんなことをするとは!やはり歪んでいるな…。
兄スティーブに言われた「やられたらやり返せ!」は、私も思うので 兄の言葉を思い出して イジメっ子にやり返したマーティを、良く頑張ったと誉めてやりたい!
斜め目線から観た、マーティの成長物語という感じですかね。
レビュー
もう少し人物描写があると良かったかなぁ…グロさはまぁ良かった!😝
恐怖にフォーカスして描くより、あまりにも平凡な、普通の中に狂気を描いているため、物足りない方と身近に感じゾワる方に分かれる気がする🌞
12歳のドキュメンタリー
作品のクオリティは学生が自主制作してコンクールに出してみたよ!っていうレベル(笑)
カメラワークも酷い。演技も「おいおい勘弁してくれよw」と興醒めするくらい酷い。
いじめっ子が暴力を振るうシーンは芸人がコントでツッコミを入れる並みにわざとらしく失笑。
ツッコミ所も多々あり。
まあ製作費が約100万(笑)だから納得だけれども。
だけどこの映画の良さは映画映画してないところ。B級なのにB級じゃない。
12歳の男の子視点だから不安定さとチープな感じがまた良い味だしてるのかな。
ホラーというよりスプラッターより。
グロ耐性がある私でもこの作品は精神的に結構きました。
まず兄のサイコパス具合いがリアル過ぎて怖い。
「HEDLESS」のテープの箱に貼り付けてあったメモや、異常なまでの弟への愛情、あり得ない性癖...
多くを語らないし、理解出来ないから余計怖い。
それから今でこそ人種差別がかなりセンシティブなアメリカ社会で兄がハッキリ言った殺人の理由...
ここまでダイレクトにアメリカの人種差別のタブーを映してる作品も滅多にないと思います。
冒頭で白人が黒人に対して絶対使ってはいけない言葉を父親が子供の前で平気で発言するシーンに衝撃を受けたし、途中で耳を塞ぎたくなるような人種差別発言もありました。
父の影響で人種差別者になった兄、息子がグロテスクな映画を借りるのを止めない母、サイコパスの兄に影響されて心優しかった弟が暴力的になっていく...。
いじめられても大人も親友も理解してくれない。
あえて大げさには描写していないけれど、ほんの些細な人との関わりも自分では意識していなくても自分を変えていく。
教育のあり方って大事だとも思わされた。
この作品って妙にリアルな箇所が多々ある。
日常がリアルすぎて怖いんです。
アメリカに住んだ経験のある方でサイコパスちっくな方はかなり楽しめると思います(個人的な意見)。
私的には奥が深くてかなり面白い作品だったけど後味の悪さはMAXです。
全35件中、1~20件目を表示