「配給会社の思惑がチラついて冷めた」光(河瀬直美監督) ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
配給会社の思惑がチラついて冷めた
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監督の前作「あん」は非常に共感できる内容で素晴らしかったが、今作は共感が難しく、おおきな感動も無かった。
映画館にはかなり年配の方が多かったのでもう少しおっさんになれば感動も違うのか?w
まず「珠玉のラブストーリー」等と全面にラブストーリーを推しているが、どこが?wって感じです。
別にラブストーリーを楽しみにしていた訳でもないが、何か監督の意図とは違った配給会社の思惑等が感じられ気持ち悪い。
ラブストーリーを全面に推していた事で夕日の中でのキスシーンが薄っぺらい感情の上の行為なのか?と冷めてしまいました。
監督がどういう意図で撮影したのかを調べればわかるかもしれませんが、もうそこまでする気にもならない作品かなと感じました。
作品的には視覚障害者に向けた音声ガイドをテーマにしている新しい切り口の作品で、知らない事が見えてきて面白く感じましたが恋愛のテーマは不必要では?と思います。
これじゃあハリウッドの安い映画と変わらんね。
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