不能犯のレビュー・感想・評価

予告を見て、タイトルを見てすぐ観に行きたいと思い、当日に行きました。
松坂桃李さんの演技がすごく素敵で、見てるこちらも洗脳されてしまうと感じられるものでした。人間の愚かさを見て楽しんでいる不能犯と正義に道溢れている刑事役の沢尻エリカさんとの駆け引きもとても楽しめました。

各エピソードが何個かあって、それぞれ違う理由で殺して欲しい依頼があり、飽きなく楽しむことができました。

沢尻エリカって、こんなに演技下手だったっけ……

内容が薄く感じました。
１つ１つの犯罪が中途半端で終わるので、全く入り込めず、役者陣も演技力がカバー出来てなく全体的にもったいない気がしました。

松坂桃李の演技は良かった。そして、いわゆる負のオーラ的なものも上手く撮れていたと思う。
不能犯という名称はともかく、登場人物の葛藤もあり、話としては面白かった。
が…。
沢尻エリカはミスキャストの気がする。なんだろう？
線が細い？
なんか敏腕刑事って感じではなく、そこに違和感があり、世界の中に入って行けなかったのが残念…。

普通に楽しめましたが、松坂桃李くんのサイコパスがハマってる！あの不敵な笑みは怖すぎますわ。
間宮くんも最近ではこの手の役にハマってるよね。私はまっけんの笑顔に癒されましたー

悪くはなかったけどもうちょっと欲しかった。
キャストは豪華で良かったと思うし映画全体的にも良かったと思う。
観て損はなかった。

連続ドラマにすれば良かったのに
主人公や出てくる人物もキャラがたってて良いけど大オチが陳腐な感じ
もっと薄めて噛み砕いて世にも奇妙みたいにすればいいのになぁ

原作未読

無償で依頼を受けて立証出来ない方法で次々と人を殺す男とそれを追う警察の話。

あらすじはみて居たけど…最初の殺しの現場検証であれ？となり、その後の検死結果で少し冷めてしまった。

設定はわかるけど、あまりに都合良かったり依頼者側はコントロールしているわけでもないのに思うがままだしでムリがあり過ぎる。

終いには殺すだけじゃなくて人をコントロールしまくりだし、動揺がどうとかも関係ないし、そうなると種々殺す為の手段が面倒なだけに感じる。

ストーリーの変化が乏しいうえに設定が粗くてツッコミどころも多く恐ろしさが伝わらない。

イマイチ世界観に没入出来なかった。

原作との役柄設定に多少の違和感がありましたが松坂桃李の原作の宇相吹感がすごいいいです。

不能犯をみて人間ってたしかにかなり歪んだ心の塊かもと思わされましたね

原作既読。試写会に当たった友達の同伴者として参加。
長身の松坂さんがやや背を丸めススーっと歩く姿はまさに原作の宇相吹でした。
見た目は人間だけど人間でない異形のもの。怖いけど目が離せませんでした。
色彩や音に敏感な人は、見る時に覚悟が必要です。

原作未読。
松坂桃李と沢尻エリカに尽きる。思ったよりグロくなくて良かった。
話の展開が同じような繰り返しで、ん？と思ったり、2人の対比が無理矢理感もあった。
が、それなりにドキドキ観れたので良いです。松坂桃李は素敵だなぁ。