「良い実写化だと思う…」ゴースト・イン・ザ・シェル zeruminaさんの映画レビュー(感想・評価)
良い実写化だと思う…
小生、押井守ファンにして『イノセンス』と『スカイ・クロラ』をこよなく愛す者ナリ。
そんな偏った視点から本レビューは語られています、ご注意をば(笑)
とはいえ、そんなに不満点とかはないです(笑)
(酷評してやろうと手ぐすねひきながら鑑賞に挑んだのはヒミツ♪)
全体としてまとまりが良く、スカーレット・ヨハンソン、桃井かおり、ビートたけしの好演もあり、本実写化に際してのオリジナル設定や、エピソードも問題なく、普通に楽しめましたわ。(義体の普及度に関して文句のある人もいるかもだが、ワシはスルーできたよ)
原作マンガファン、アニメ版ファンも一見の価値はあると思うし、「攻殻」文化に関係なくてもアクション映画好きならばオススメ。
(まあ、一番強い導線はスカーレット・ヨハンソンかな…)
んじゃ「…」は何かって言うと、これだったらアニメ見た方がいいよな、とはやっぱなってしまうので。アニメが本当に素晴らしいだけに…ね…
個人的には(リスペクトなのかもしれないが)実写オリジナル展開より、「原作アニメ順守」のシーンの方がむず痒くてしんどかったのですよ。
(穴が開くほど観たからねー元のアニメ。)
まあまあ、それはホント個人の感想なんだけど、商業的な目算があったのか、リスペクトがあったのかは知らないけど、「そのまんま実写化」の流れはそろそろ諦めた方がいいんじゃないかなぁ…って。
まあ、良いコンテンツってのは希少なんで、使いまわして儲けた方が…ってメソッドは判るんだけどね(笑)