「リスペクト満載…だけど、微妙な感じ」ゴースト・イン・ザ・シェル しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
リスペクト満載…だけど、微妙な感じ
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"GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊" のハリウッド実写版。
DVDで鑑賞(吹替)。
オリジナル版は鑑賞済み。
オリジナル版へのオマージュやリスペクトがたくさん詰め込まれていて、その再現度もかなり高いなと思いました。
冒頭の要人暗殺シーンしかり。熱光学迷彩を使用した水溜りでの格闘しかり。多脚思考戦車との壮絶なバトルしかり。…
ですが、そのまま過ぎて実写にした意味を見出だせず、これまた複雑な心境でした。VFXの進歩は感じましたが…
スカーレット・ヨハンソンの少佐役、大いに結構。MCUのブラック・ウィドウ役ですっかりファンになったので大変嬉しかったですが、ちと肉感的過ぎる気がしました。
ホワイトウォッシュじゃないかと騒ぎになったのも記憶に新しい。理由付けはされていたものの違和感は拭えず。アジア系女優でもアクションが出来る人はいると思うが…
ハリウッドの伝統や制度の闇を垣間見たようでなんとも言えない感情でしたが、最近では時代の流れと共に意識改革が進んでいるようなのでどうなっていくのか気になるところです。
※修正(2024/01/30)
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