劇場公開日 2017年4月7日

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「そこまでこき下ろされる必要がまるでない。」ゴースト・イン・ザ・シェル 11さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そこまでこき下ろされる必要がまるでない。

2017年5月1日
iPhoneアプリから投稿

そこまでこき下ろされる必要ないですよ。公開前からボロクソ言われてましたけど、原作ファンと、流れにのっとってる方がぶっ叩いているだけで、普通にいいSF映画でした。1回悪い評判流れたらそれに乗っ取る人が日本には多いのです。それの悪い例がこれです。

原作はちょいちょい改変されてますけど、素子がなんで日本人キャストじゃないのか!とかいうくだらん文句も映画みたら解決です。元は日本人だったけど身体美しく変えられちゃったから(スタイル以外)っていう至極簡単な話です。
ビジュアルは顔面にステータス全振りしたってかんじのスカヨハですが本当に美しいし変に日本人起用するよりよかったんじゃないかとおもいます。これが邦画だったら何倍もクソだったと思うので観ずに文句つけてるやつはとりあえず観てから文句つけろ
むしろ原作ファンには小ネタがちょいちょいあって嬉しいはずなんですが。。

たけしはファンですが、あれ、こんな演技ヘタだったかしら?と思いました。日本のかんじだすにはたけしでよかったとおもいます。外国人受けするし。

舞台も日本ではなく、ブレードランナーのようでしたが、あの不気味なエセ日本な雰囲気はよかったですよ。
桃井かおりもよかったです。家の中、日本人家庭というよりは中国みたいでしたけど。まあたけし日本語なら桃井かおりも日本語でええやろと思いましたけどたけしはなんらかのシステム使ってるから日本語でも通じてるんですかね?

ラストにかけての作りは雑でしたね。
ていうかあのゲイシャ、完全CGだと思ってたんですが演じていた女優さんがいたのだと知って地味にびっくりしました。

序章ってかんじの映画です。トランスフォーマーの1みたいなノリです。続編があったらみたいんですが原作が生まれたこの日本でここまでこき下ろされてるんだったら続編は無理でしょうね。
ほかの映画の関係者の陰謀としか思えない(笑)
日本人の悪いとことメディアの悪いとこがでたせいでかわいそうな扱いを受けてしまった良い映画です。続編みたい。

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