「少佐のリアルな身体性」ゴースト・イン・ザ・シェル M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
少佐のリアルな身体性
これはと思いIMAX 3D字幕版で鑑賞(大当たり)。
色々と語りたくなるが,とりあえずスカーレット・ヨハンソンが素晴らしい。少佐という難役を見事に演じたと思う。作中では終始眉間にしわが寄っていて難しい顔をしていることが多かったが,少佐の気難しいところやクールな雰囲気,心の内側を容易に悟らせない近寄りがたさを実に上手く表現している。そして何より強くて美しい。熱光学迷彩のスーツを着用した姿が頻繁に登場するが,セクシーというよりもパワフル。サイボーグっぽくて,リアルな身体性を感じさせる。
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