「悪くない。」ゴースト・イン・ザ・シェル　トマ。さんの映画レビュー（感想・評価）

字幕、吹替両方観たけど、圧倒的に吹替版の方が良かった。ストーリーで何か新鮮なことがあるわけじゃないけど、原作を汚しすぎずに実写化、ハリウッドデビューさせたのは別の価値があるのではないかと。特に、身体性のリアリティは実写でしか表現できないと思うし、グロめな表現も避けずに担保されてた。個人的には未来都市の描き方がブレードランナーから何ら変わってないのと、アジア的雑然感と生々しさはもっと追求できたんじゃないかな、と思う。