「少佐が"少佐たりえる為の証明(パーツ)"を得る物語。」ゴースト・イン・ザ・シェル 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
少佐が"少佐たりえる為の証明(パーツ)"を得る物語。
確かに”少佐”をヨハンソンが演じることへの不満とか、本編への感想とかうなずける部分はある。でもたけしが日本語で、他のキャストは英語会話、それが成立しているところは素直に感嘆すべきだし、たけしの荒巻想像以上に見事なハマリ役でしたよ。
少佐が”草薙素子”の記憶と失われた肉体を取り戻す話に構成したら面白かったと思うし(ラストに草薙素子の身体と邂逅するって〆はどうかな?)、武器や街にもっとSFギミック足してほしいとか、僕も意見はいっぱいあるけど、そんなに批判噴出するほどイマイチだったとは思えない。チン・ハンの髪型はも少し自然にしてほしかったが(『永遠の僕たち』の時の髪型のほうが似合ってた)。
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