劇場公開日 2017年4月7日

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「攻殻機動隊という文言に騙されたww」ゴースト・イン・ザ・シェル chaiさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5攻殻機動隊という文言に騙されたww

2017年4月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

GHOST IN THE SHELL見てきました。

アニメ攻殻機動隊は全て見てきましたし押井版『攻殻機動隊』『イノセンス』は名作でした。
その攻殻機動隊をハリウッドが作ったらどうなるんだろうと半分期待、半分どうなんだろうって感じで鑑賞しました。

正直に言います。
ダメですww

監督は押井版攻殻機動隊が好きなんだろうなぁとかオマージュ満載とかどうでも良いです。
監督がしっかりした自分のイメージを持ってこの作品を作ったのか疑問に残るところです。
音楽も映像のカットも押井版攻殻機動隊のコピーとしか見えません。

ストーリーは変えてますが焼き直し感が否めませんしCGで作り込まれた街は陳腐です。質感みんな一緒だし安易にCG使えばこうなるだろうって感じの映像にガッカリ。
今の技術で作ったらもっとディープな世界を再現出来るはずなのに監督の表面的なイメージで作りデザインした結果がこれだって思いました。
ブレードランナーのあのディープな空間や未来感をお手本にしたのかもしれませんがダメです。

スカーレット・ヨハンソン演じる少佐はあえてアジア人の風貌にする意味がわからん。
もっと逆にスカヨハ感出しまくってたほうがいいのでは?

ストーリー展開も中弛みで眠くなってきてしまったww
まぁ攻殻機動隊ファンの心をくすぐるアイテム満載でそこにコロッと騙されてしまいますww
トグサも例の銃持ってるし、斎藤もスナイパーだし。

北野武さんの荒巻はキタノ作品のヤクザそのものww
まぁ攻殻機動隊見てない人ならありかもね。

ただ攻殻機動隊という文言にコロッと騙されて見た自分がアホだなぁと思ってしまったww
昨今の映画業界はアニメや漫画の焼き直しばかり。
そうでもしないと資金が集まらないし映画も作れないのかと残念でならない。

chai