「全てが音楽PVの一場面のような美しい映画」先生! 、、、好きになってもいいですか? 杉本瑞穂さんの映画レビュー(感想・評価)
全てが音楽PVの一場面のような美しい映画
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響の突発的な不可解な行動や言動は青春期あるものだと思います。素朴さや良い意味での野暮ったさも自然で、またその辺りを広瀬すずは生まれ持った才能として演じており、理知的な伊藤先生が次第に翻弄されていく流れが引き込まれます。生田斗真も非常にクールでいながら、かつ人間味を時折垣間見せ、響が何故心惹かれてゆくのか合点いきます。また窓からの光の差し方や2人の間に流れる微妙な空気の描き方が見事で美しいPVの様な映画でした。伊藤先生は「魔が差した」と後で言ってますが、花嫁衣装での誓いのシーンでの、響のあまりのピュアさと健気さに理性の限界を超えて抱きしめてしまったのでしょう、広瀬すずは数秒間で様々に表情を変えて感情を表現出来る女優ですね、あんなことをされたら耐えられる男性なんていません。笑
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