「邦題からは想像できない繊細さ」僕と世界の方程式 マツドンさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題からは想像できない繊細さ
ピントをぼかした映像、ガラスについた水滴ににじんだ信号機や町の原色系の光。
Keaton Hensonの楽曲。
ネイサン役のエイサ・バターフィールド、母親ジェリー役のサリー・ホーキンス。
そして脚本。
すべてが繊細な物語に、欠かすことができないものばかり。
自分のために書かれたような小説、という誉め言葉があるが、
これは、まさにその映画版。
自分のために作られた映画だと感じる人にとって、
かけがえのない映画になることは、間違いのないことだろう。
この映画に出会えたことを、幸せに思う。
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