素晴らしきかな、人生のレビュー・感想・評価
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いい話げな話
まったく心に響かない作品でした。
本来のタイトルである、Collateral Beauty という概念は魅力あるな、と思います。思いもよらない、ともすると悲劇的な出来事からも二次的に生まれ出るポジティブな贈物によって、人間が負から正に変わっていく不思議さは、結構リアルだな、と感じました。
愛・死・時間の3人の俳優の演技は、実はハワードよりも雇い主のホイットたちに前向きな影響を与えていたのではないでしょうか。これこそCollateral Beauty だと感じました。
でも良かったのはテーマと、キーラ・ナイトレイが美しかったことくらい。
特に気になったのは脚本の雑さ。ハワードとマデリンが実は夫婦だったとか、奇をてらったオチはやり過ぎ感は否めないし、サイモンの病も『死』のテーマに強引に当てはめただけにしか思えず、シリアスなはずなのに白けてしまう。ビデオ上映の時のハワードの神っぷりも意味不明だし、盛り上げポイントに説得力を欠くため、気持ちが萎えてしまった。
とにかく、本作品の全編に漂う『泣かせます!』みたいな雰囲気が鬱陶しい。強引に泣かせようとする下心がバレバレなんで冷めるのです。
あと、この話ってクリスマス・キャロルでしょ。この時期に観ても雰囲気が伝わらないんですよね。クリスマスシーズンに観たらムードを楽しむ事ができ、少しは良いと思えたかも。
3つのテーマの幸せ
3つのテーマ愛、時間、死の全てに幸せがあるんだと感じました。死になんの幸せが?なんて思いもしますが、100%不幸だけということもないのかなと思えました。時と場合によって変化するということなのでしょう。
役者陣の演技はいうことなく良かったです。
喋らないウィルスミスがなんか新鮮だったし、エドワードノートン年取ったなと思えた。ケイトウィンスレットは少し若返ったように見えるし。そういう役者の変化も楽しめた。
面白かったし、感動した!
最後に、3人は現実の人だと良かったのにとか思ってしまいます(笑)
放題に難点**
力のなさすぎるウィルスミス。なんて俳優だ。
最後うそでしょ!っとまさかの号泣しました。
こんなに映画を観まくっていても伏線に気づかず自分の馬鹿さ加減にあきれますが、わからなければそれはそれでなんか得した気分♪
豪華俳優! ヘレンミレンはこの前のドローンよりこっちのほうが好きだな。美しいです。
マイケルペーニャもナイトレイ様も。てかケイトウィンスレットにみんないい!素敵すぎる。
ずっと へぇ~ってみてたらなんかやられましたね。
3.5なのはなんか話がとっ散らかってる感じもしたから。
最近ではかなり泣いたのは確かです。
「幸せのおまけ」
愛、時間、死。人生において、その三つがテーマ。
それぞれを擬人化させて、廃人同様のハワードに接していくのだけれど、それを依頼する同僚が、自身の担当する役とまったく同じテーマで悩んでいる。ハワードを勇気づける手段でありながら、自らを見つめ直すきっかけにもなっていた。だから深みがあるのだな、この映画は。
ハワードが、「子供を亡くした家族のつどい(仮称)」で出会った女性との交流によって再生していくのだろうと思っていると、そこにハンパない事実があった!、なんていうこの展開を予想すらできなかった。それだけに、ようやく娘の名を口にできた瞬間の感動はたまらなかった。
しかしなぜ、「死」の女優が、病院で妻と隣り合わせていたのだろう?
もしや、三人の役者自体が、神様が地上に遣わした代弁者だったんじゃないのか?
神様はハワードを、そして同時に同僚三人をも、同時に救ったのだ。
それまでの彼ら四人の苦労に報いるために、幸せのおまけを与えてくれた、そう思えてならなかった。
一つ難点。
あいかわらずのダサい邦題。映画の語ろうとすることがボヤケてしまう。どうにかならないものか。
すべて象徴が刺さる。幸せのオマケ
時間の象徴が言うセリフ
「時間なんて、人間が勝手に決めた概念さ」
6歳という幼さで命を落とした娘を悔やむ...悔やみきれないハワード。
しかし、時間の象徴に言わせてみれば、6歳は一見短命だけどそれは数字の概念を勝手に人間がつけただけ。
家族ならその時間を数字ではない時間の重さで理解できるはずと言いたかったんだろうね。
愛の象徴が言うセリフ
「私はいるわ。その痛みの中にも」(確かこんな感じ)
愛って幸せな空間に存在するものばかりかと思っていた。けど違う。
愛があるから痛むし、愛があるから傷つくし、苦しくなる。
愛はいつでもそばにいるってこう言う意味だったんだね。
死の象徴が言うセリフ
「いざとなれば、私が愛の役もやるわ」
これは演じるのがすきな老女が言うのだが、ただのでしゃばり、やりたがりではない。
それは死のセリフなのだ。そうつまり
「いざとなれば、死は愛にもなる」
この言葉の重さ計り知れない
死が訪れることで、そこには同時に愛も見える。見えてしまうものなのだ。
他にもそれぞれの象徴と同僚の象徴もよかった
死の象徴 老女と末期ガンの同僚
愛の象徴と離婚して娘や妻を傷つけた同僚
時の象徴と精子バンクに登録するキャリアウーマンの同僚
それぞれの象徴が同僚たちに放つ言葉に注目すると、かなり面白い映画です。
これはさ、
ハワードに口を開かせるきっかけを、
悲しみを話させるきっかけを作る必要があったんだよね。
悲しみは人にはあげられないけれど、
一人では受け止められないから。
奥さんは一年の時間をかけてあることに気がつく。
突然流れる涙は、悲しみの涙ではなく、人に支えられていると気がついたときの涙だったのだ。
死の中の愛に気がついてしまった
それをハワードも後々知ることになる
その時やっと、元妻と抱き合いながら泣くことができる
悲しいときに思いっきり泣かせてくれる
人に支えられてると感じられる
それは、幸せのオマケ
きっとハワード夫妻の残りの人生は、幸せのオマケなのだ
CMと映画の境界とは
中々
面白いストーリー 発想 会話もよい ほとんど最後までは楽しめたけど 見終わって残ったのは 何か長いドラマ仕立ての保険会社かなんかのCMを見せられた感じ 何なんだろう これは
舞台は広告代理店 正に セリフもコピーライター風 CMと映画の差 セリフとコピーライターの差 は何だろうかと考えさせられた。 アカデミー俳優を起用した豪華なCMなら どうせなら 最後社名をバーンと出して 無料で公開したら
というわけで ☆はナシ
邦題も他になかったのかな
"collateral beauty" 字幕では美のおまけとかより訳してたかな
クリスマスに一人で過ごすなんて、、、。
予告編で見た感想と少し違った。
最愛の娘を亡くした主人公のウィル・スミスが絶望のどん底から色々な人の力によって再び立ち上がる物語。
見終わった人の中にはこの作品に現れる3人の俳優『死・時間・愛』は本当に存在しないと感じるかもしれない。
僕も最後の描写ではそうだったのかもしれないと感じた。
作品としては90分ちょいでよくまとめられていたと思う。
もう少し長かったらグダグダになっていたかもしれない。
見ている途中は「あんまり説明が無いんだな」と思っていたが、それを回収する布石だったんだねって感じ。
最愛の子供を亡くすなんて想像もできないし、想像したくない。
それでも世の中には同じ経験をしてしまった人がたくさんいると考えると非常に辛いと感じた。
ウィル・スミス自身も娘や息子と映画の共演があり『幸せのちから』はそこそこ良かった。シャマラン監督の「なんとかアース」は説明する気にもなれないが、、、w
脇を固める配役も豪華でヘレン・ミレンはやはり安定した迫力と存在感を示していた。良い役だったなーw
ラストは多くは説明しないが、ウィルの大粒の涙に持っていかれてしまった。
『スーサイド・スクワッド』ではデッド・ショット約が面白かったけど、しっとりとした役もできるんだからやはりドル箱スターだなと思ったw
大好きなアメリカのクリスマスはどこの家庭も笑いや幸せにあふれていて、そんな夜に一人で過ごすなんてのは似合わない。
やっぱりクリスマスの夜はこうでないとね。
ゆっくりと受け入れて、まっすぐ前を、上を向いて、胸を張って歩いていく。そんな作品でした。
最後に、、、、。
大企業のトップって言うのは、ドミノを積み上げて崩して帰っていってもクビにはならないのか、いいなーw
そのドミノも良い意味合いを表現されていました。
素晴らしきかな、人生とは。
こういう物語でのウィルスミスは珍しく感じた。
彼の口を噤むシーンに同じく胸が苦しくなり、怒りを表すところでは自分が怒られてるかのようにとてもいい演技を見れた。
ストーリーとしてはとても良かったが、原題がそのまま単語として出てくるのであればその訳のままタイトルをつけるべきであった
元夫婦としてもなかなか無理のある設定だったと思う
ただ1人1人とてもいい俳優を揃えているのでところどころじーんとくる
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