素晴らしきかな、人生のレビュー・感想・評価
全137件中、41~60件目を表示
久々に涙
映画を観て、涙したのは久しぶり。
子を持つ親なら涙せずにはいられない。
反面、子をなくしたことのない親としては、
軽々しいことは言えない。
子を亡くした親の気持ちを分かれようはずがないのだ。
とはいえ、想像しただけで胸が苦しくなる
全編そんな気持ちが画面から溢れていて、心が痛く苦しかった。
そんな気持ちを分かりつつ、
それぞれの事情で彼を陥れざるを得ない3人。
そして、謎の3人+1人を巻き込みながら、
感動で不可思議なラストへ。
完全なハッピーエンドとは言い難いが、人生ってそんなもの。
少なくとも主な登場人物全員が前向きに歩き始めた。
羨ましい。
私にもそんな出会いがないものか・・・・・。
パクリかな、邦題
こちらの原題は“COLLATERAL BEAUTY”。
あちらの原題は“IT'S A WONDERFUL LIFE”。
この邦題を見た時は「えっ!?」と思った。リメイクでもないのに、ほぼまんま…。
クリスマスが舞台である事とか、人生に絶望した男にある意味ファンタスティックな出来事が起きて再起するとか、少なからず似通った設定もあるが、でもねぇ…。
娘を亡くした悲しみから立ち直れない広告マンのハワード。
彼はやり場のない気持ちを、“死”“時間”“愛”へ宛てて手紙を書く。
そんな彼の前に、“死”“時間”“愛”と名乗る人物が現れ…。
ファンタスティックな内容…と思いきや、実はこれ、
ハワードを心配する同僚3人が、3人の舞台俳優にそれぞれ“死”“時間”“愛”としてハワードの前で演じて貰っただけ。
会社の事もあるが、仕事仲間以前に友として、ハワードを立ち直らせたい同僚たち。
彼らもそれぞれ“死”“時間”“愛”の悩みを抱えていて…。
奇妙な出会いが、各々の人生に変化をもたらす…。
ユニークな設定で、ハートフルな内容だったと思う。
でも、回りくどいと言うか、他に方法無かったのかなぁ、なんて。
結構やってる事クレイジーにも思うし、犯罪スレスレな所も…。
意外なオチ…と言われてるようだけど、ちょっと無理ありすぎる。「やさしい嘘と贈り物」をちと彷彿させたが、あちらほど鮮やかではなかった。
3人の舞台俳優も何だか不鮮明のまま。
それならいっその事かの名作のようなファンタジーにするべきだったのか、このままで良かったのか、堂々巡り。
辛気臭い顔のウィル・スミス映画はどうもパッとしない作品が多い。「アリ」は力作だが面白かったとは言えず、「7つの贈り物」も然り。
エドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、マイケル・ペーニャ、キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンらが一堂に会するシーンは贅沢ではあったが。
ウィル・スミスの出番少なくポスター詐欺的
娘が死んで自暴自棄の主人公ウィル・スミスと会社の同僚3人の物語。
ウィルスミスの出番が少なく、パッケージ詐欺にあった気分だ。
逆に同僚3人のシーンが多いなぁと思ったら、案の定な展開。
設定は良かったが肝になる最後の展開を大切にし過ぎた為か、脚本が序盤から駄目にしている。
感動や泣けそうな所も出来やしない。
もったいないな、豪華俳優も使っておいて。
街並みも好きだったのに。
あんな元奥さんの設定は私的に共感出来ない。
パッとせず100分弱が終わりました。
ぜひ、夫婦で…
率直に素敵な話です。登場人物、一人一人に乗り越えるべき又は避けられない悲しみがあり、それぞれが乗り越えて行く…ウィルスミス演じる主人公だけの物語ではないですね。
ちょっとラストはなるほど…ってなりますが笑
私も娘がいるのためか、ウィルスミスの親友役に感情移入して、不倫はダメだと笑、娘には嫌われたくないって思いましたね笑
ぜひ、夫婦で…些細な喧嘩などせずに子供を愛し、家族の時間を大切にしなきゃと思うかも…
泣けます。
公開されている時から気になっていて、レンタルが開始されすぐに借りてきて、鑑賞しました。
主役である社長は、娘を亡くし、生きる希望を見失ってしまい、仕事もせず、会社も倒産の危機に。見兼ねた3人の社員が、彼を何とか元気づける為に色々するお話なのですが
その3人の、企みによって、徐々に社長は、心を開き始めていきます。
そして、子供を失った親の会に参加するのですが、主催者の女性になかなか、娘の名前を言おうとしません。何故なのだろうと、ずっと思っていました。
でも、それが最後に解ります。解った時、涙が止まりませんでした。
絶望のどん底に追いやられ、生きる意味を見失った時、やはり人は、人に助けられ、生きる意味を見つけていくのだなと思いました。
悲しみのどん底で立ち直れないでいる方が、もし居たら是非鑑賞して、思いきり泣いて前に進んで頂きたいです。
展開微妙だけど結局泣いた
娘を失い放心状態となった男を救うため
3人の役者が「愛」「時間」「死」となり
男に接触する話。
個人的にはこの設定好きで良かった!
最初は戸惑いながらも
だんだん3人に心を開いていく
そして前を向き始める
って話のはずなんだけど、
最終的に前を向き始めたのが
3人のおかげだったのがハテナ。
それより男の同僚の3人のほうが
役者たちに救われてたような…
でもウィル・スミスのしんみり顔で
見事に涙を流してしまいましたとさ。
展開が腑に落ちなかったけど
演技、演出、セリフが良かったので
星4つ!!
ステキな言葉がいっぱい
大切な愛する何かを失ってしまった空虚感。失う前の時間には決して戻れない。それとどう向き合って生きていくのか。どう乗り越えて行くのか…素敵なヒントが散りばめられていて、心に響く言葉がいくつもあったな。
心にぽっかり穴が空いた時、何かに追い詰められた時に観たい映画。そっと寄り添ってくれる感じかな。またもう一度観たくなる。そんな作品でした。
とある言葉の和訳がなんかしっくりこないと観終わったあと友人と小1時間話し合う。これも映画の楽しみのひとつ♪
重厚なシンフォニー
巧みな脚本と俳優たちの実力に圧倒された。
重厚なのにくどくない素晴らしき調和。
自分は英語は理解できないが、セリフ一字一句に深い意味がある雰囲気があり字幕ではなく原語で見られればさらに響く作品でしょう。
最後だけはちょっとうまくまとめ過ぎかな。
人は独りじゃない。豪華キャストが奏でる、“幸せのオマケ”。
【賛否両論チェック】
賛:最愛の人を亡くし、心を病んでしまった主人公が、奇妙な出逢いを通して心を解き放っていく様が、温かく描かれる。主人公のみならず、一連の計画に関わった人々それぞれが、大切な誰かとの絆を結び直していく様子も、またステキ。
否:展開は淡々としているので、惹かれないと眠くなるかも。主人公の無責任さには、ツッコミどころもあるか。
最愛の娘を亡くしたことで、自暴自棄になってしまったハワード。そんな彼を救うために仲間達が仕掛けたちょっと不思議な計画が、彼の心に変化をもたらしていく様が、淡々とした中にも温かく描かれていきます。
同時に、計画のために雇われた3人の役者達が、計画に関わる仲間達自身の傷をも癒していくのが、また印象的です。情緒豊かなエイミーは、離婚して娘に嫌われてしまったホイットを、“時間”を演じる生意気なラフィは、母親になる時間切れに焦るクレアを、そして老練なブリジットは、家族にも重篤な病気を隠しているサイモンを。それぞれが計画を通して、思いもよらぬ“幸せのオマケ”を知っていくのも、また心温められるサイドストーリーとして進んでいくのが、またステキです。
主人公の行動はやや無責任な感もありますが、最後に明かされる真実にも1本取られた気がして、観終わった後に大切な人を想いたくなる、そんな感動ストーリーです。是非チェックしてみて下さい。
クライマックスで嫁とハンカチの奪い合い
30代子持ちです。
毎月トレンディーな映画を見ていますが、久々に夫婦ともに涙の止まらない作品に出会えました。
CMの演出ばかり過剰で中身のない映画が目立つ中、とても繊細に作られていると思います。あくまでも所感です。
映画を観終わった後もしばらく嫁と感想を語るのに困難を極めました。笑
ちょっと意外な展開
子どもの死を巡る、生きる意味みたいな重いテーマだけど、すごい豪華俳優の演技くさい演技で、かる〜く見れました。あとからふわっと、セリフや場面が浮かんでくるような気がします。ヘレン・ミレンが最高に素敵です!
全137件中、41~60件目を表示