「【”親切な熊に世界は優しい。”ヒュー・グラントの魅力が溢れ、ブレンダン・グリーソンも良い味を出しています。勿論、ブラウン家の人々も(ヒュー・ボネヴィルやサリー・ホーキンス)良い味を出しています。】」パディントン2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”親切な熊に世界は優しい。”ヒュー・グラントの魅力が溢れ、ブレンダン・グリーソンも良い味を出しています。勿論、ブラウン家の人々も(ヒュー・ボネヴィルやサリー・ホーキンス)良い味を出しています。】
■今作を鑑賞した理由
・先日鑑賞したニコラスケイジの主演作「マッシブ・タレント」で、彼の娘役が”観るんだったら、”パディントン2”!”と叫んでいたからである。
■ブラウン家の家族として幸せに暮らすパディントン。
彼はルーシーおばさんの誕生日に、アンティークショップで見つけた飛び出す絵本をプレゼントしようと考えるが、その絵本はとても高価だった。
パディントンは働いてお金を貯めようと決意するのだが…。
誤解の為に、無実の罪で刑務所へ・・。
◆感想<Caution! 内容に思いっきり触れています。>
・無実なのに、入れられた刑務所でもパディントンは礼儀正しい。
そして、囚人でコックのナックルズ(ブレンダン・グリーソン)のまずい食事に、誰も文句が言えない中、パディントンは優しく近づき、得意のマーマレードの作り方を伝授するシーン。
ー そして、囚人たちから万雷の拍手で迎えられたナックルズの表情。次々に得意な料理を名乗る囚人たちの姿。ー
・一方、ブラウン家の人達も”アンティークショップで見つけた飛び出す絵本を盗んだのはパディントンではない!”と奔走するも、パディントンとの面会時間を忘れてしまい・・。
ー ブラウン家の人達に見放されたと思ったパディントンの一粒の涙。ちょっと、沁みるシーンである。-
・ナックルズ達に促され、心ならずも脱獄したパディントン。だが、一方ではブラウン家の人達も真犯人は隣人で元スターのフェニックス・ブキャナン(ヒュー・グラント)だと突き止め、彼を列車で追うシーンや、飛び出す絵本の隠された謎なども面白い。
<いやー、今作、面白かったです。
”マッシブタレント”で父であるニコラスケイジの出演作よりも面白い!と言っていた娘さん、正しいです。(スマン、ニコラスケイジ・・。)
ヒュー・グラントのどこかお茶目な悪役ぶりや(エンドロールで獄にぶち込まれながらもミュージカルを楽し気に演じる姿。)ブラウン家の人々(ヒュー・ボネヴィルやサリー・ホーキンスが良い味を出しています。)がパディントンを助けようと奔走する姿なども、コミカル要素を絡めながら、キッチリと面白い作品です。>