「壮麗にして空虚なお話。」空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
壮麗にして空虚なお話。
豪華なセットと、大盤振る舞いのCGの世界のなかに、歴史的に有名な人物を、史実無視して手当り次第、適当に詰め込んだだけ。
空海が空海である意味も意義も何もなし。
思わず寝落ちしてしまいました。
ps. あとで知ったのですが、そもそもこの映画の主人公は、中国では「空海」ではなかったとのこと。
たしかに空海はぜんぜん活躍していませんからね。
だとすると、この宣伝、このタイトル、まさに日本の映画屋の犯罪行為としか言いようがありませんな。
ファンの心よりも、ゼニ勘定が唯一という、日本の映画屋のさもしさ卑しさは、今に始まったことではありませんが。
おかげで、不評の山を築いたわけで、こういうのを自業自得って言うのですよ。
そろそろ反省したらいかがですか? 映画屋どの。
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