「美しき王妃の謎に迫る作品」空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 サウスポーさんの映画レビュー(感想・評価)
美しき王妃の謎に迫る作品
この映画は一部でかなり酷評されてるそうですが、個人的にはそんなに嫌いではないです。ただ、好きでもありません(笑)
まず、背景や壮大なセットを作ったことで当時の時代にそのまま入り込めました。そこはしっかり評価されるべきだと思います。
配役もまあまあ良かったです。空海役の染谷将太による独特の存在感等、あとは楊貴妃の役の方は初めは違和感がありましたが、絶世の美女感が出てたので良いです。
主題歌も良かったです。
問題はまずタイトルですね。美しき王妃の謎が副題に入ってるとはいえ、この「空海」というタイトルだといかにも空海の伝記映画のように感じてしまいます。全く伝記でも無いのに(笑)
中国では「妖猫伝」というタイトルだったそうなのでこのタイトルで良かったと思います。
あと話が全体的に少し盛り込まれ過ぎたように感じました。上映時間を長くしてでも良いからきちんと細かい説明を入れるべきだと思います。(例として、最初の空海を呼び出される過程や病気の原因)
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