「正直面白くなかった。」空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 サクさんの映画レビュー(感想・評価)
正直面白くなかった。
隣の人は開始10分で爆睡してました(笑)
吹替がまず駄目ですね、声優じゃないからかリズムが狂う。
中国語の染谷翔太は良かったのに、本人による吹替は下手だった。
残念すぎる。
本人は中国語頑張ったのに報われないなんて…。
昔見た、中国のキョンシーシリーズをもっと大人向けにしてCGいっぱい出したよって感じ、つまりはホラー映画です。
メインは猫です。空海ではない。
原作の主人公は空海かもしれないけど、この映画の作りでは空海色はほぼないですよ。
仏教色さえ、ほとんどない。
街のセットは確かに凄いけど、そこにそんなにお金かけなくても…
CGもワイヤーアクションも微妙。
むしろそっちをきちんとお金掛けてやってほしかった。
映画が終わったあと、後ろの老夫婦は「空海さんを観に来たんだけど…なんだか違ったね。ブラタモリみたいな空海さんの歴史を観たかったのに…」と言っていました。
また若いカップルは大きい声で「全っ然!!意味わかんなかった!!」って言っていました。
中国の歴史や漢詩知らない人には退屈な映画ですし、
空海さんを観たくて行ったら絶対ガッカリします。
猫の復讐物語を観に行くって思った方がいいです。
あと、ホラー苦手な人も駄目かも。
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