「音楽もキャストもよかった。」エゴン・シーレ 死と乙女 しとらすさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽もキャストもよかった。
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好みはパキッと分かれると思いますが、好きな感じの映画でした。
とりあえずエゴンシーレ役の俳優さんが美しい!顔もスタイルも。カフェでヴァリがシーレに生涯誰にも恋をしない事を誓うシーンとヴァリとの別れのシーンが印象深い。ヴァリを演じた女優さんはちっとも美人ではないのだけどシーレを好きな気持ちをとっても可愛く演じていてとても魅力的。私まで恋した気分になってしまっていた。それだけに別れのシーンが切なくて胸が締め付けられた(観ていて苦しかった、、)
シーレは数々のモデルと浮名を流したプレイボーイの様であるかに言われたりもするけど、彼の頭は常に絵を描くことでいっぱい。
エゴンがヴァリにひっぱたかれて部屋を出て行ってしまった時に彼がヴァリに叫んだ言葉が全てをあらわしていると思う。
「ヴァリ!僕の絵には君が必要なんだ!」と。
したたかな結婚も全ては絵を描くため。
インテリアやファッションもとても好きな感じでしたが、何よりも音楽がよかった。とても。エゴンシーレ好きの方良ければぜひ。ある意味彼の描く絵の印象を崩さない人生を送ってますよ。
余談ですが、エゴンシーレ役の俳優が日本の俳優の誰かに似てるなぁとおもいながら観ていたらそれは沢村一樹だったw
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