「しあわせでありますように」かぞくへ ささきさんの映画レビュー(感想・評価)
しあわせでありますように
ようやくつかんだ「幸せ」の一歩手前で、なんでこんなことになってしまうの?という出来事に翻弄される、旭と洋人と、そして佳織。
みんながお互いを思いやっているのに、すれ違い、いら立ち、悲しく、最後にはやりきれなくなる。
ド派手な演出も、すべてが解決するような「魔法」も出てこないけれど、そこには、私たちと「同じ」当たり前の日常がある。
スクリーンの向こうの登場人物すべてが「幸せでいてほしい」と願わずにいられない、いとおしくなる作品です。
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