「力のある映画でした」武曲 MUKOKU 水月さんの映画レビュー(感想・評価)
力のある映画でした
己を斬る
己を知る
自分をおいつめとことん壊して自堕落にただ生きているところからの
再生。
再生を表現する俳優のすさまじさ
実写で何ができるかと監督はおっしゃっていたけれど
俳優のからだを通して表現したかったことはやりきれたのでは。
若木のような村上虹郎と35歳の大人の男性として立つ綾野剛の
二度の対戦、一方は暴力的とも言える魂のぶつかりあいであり一方は静謐の中で向き合っていくこれからを予測させるものであり
すばらしかった。
小林薫、風吹ジュン、榎本明、すごいです。
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