「どう向き合うか?」サーミの血 imagine peaceさんの映画レビュー(感想・評価)
どう向き合うか?
人権先進国というイメージのスウェーデンでもこのような歴史を持っている。人間はやはり間違いをおかすものなのだろう。
あたかも生物標本のように扱われる場面など、見るのが辛い映画だ。この事実に言い訳をするのか、知らなかったと言うのか、開き直るか、無かったことにするか、過去のことと矮小化するか、その対応に人類の進歩がかかっている気がする。
このような映画を作れるスウェーデンは尊敬出来る。アイヌを描いたこのような映画が日本で作られたのを見たことがない。
自分自身を見直すことが求められる。
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