「とてもよかった」俺たち文化系プロレスDDT 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
とてもよかった
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新日の棚橋選手に技術がなってないと蔑まれたことに対してのDDT選手たちの行動が描かれており、結局その点はうやむやのままだったのだが、棚橋選手をDDTのリングに上げて、組み合ったり打ち合ったりぶつかりあったりすることで、わだかまりが解けていたのかもしれない。我々観客には分からない何かがあるのだろう。棚橋選手も言い過ぎて傷ついていたかもしれない。そんな優しさがプロレスにはあるような気がする。
そんな中でも大家選手が泣いているのを見ると心がざわつく。身近に感じられる存在だからだろうか、すごい人だ。
映画の前にスーパー・ササダンゴ・マシン選手のパワポ解説があり、とても楽しく分かりやすく、おかげで映画の中にすっと入れた。
改めてオレはプロレスラーになるのもあんなに人と密に関わり合うのもできない。憧れだけが強くあり、悲しくなった。
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