「ゲームのリセットとセーブ」サクラダリセット 前篇 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームのリセットとセーブ
リセットしてしまったら、いいこと楽しかったことさえも消え去ってしまう。敵キャラにやられてしまったのでセーブ!とポチっとボタンを押したら、レアアイテムを取ったことも消えちゃう・・・というゲームの経験も思い出してしまう。
多分ここから発想したんだろうけど、それぞれの特殊能力がX-MENなどと比べて小さすぎる気がした。そんな中にあっても村瀬(玉木ティナ)だけは人を殺すこともできる強力なサイコキネシスだったけど、全体的に平和的な目的があるので、どうもピンとこない。リセットしたら24時間以内はセーブできないという限定設定があるから面白いものの、周囲の人たちを生き返らせることだけにとどまってしまうのも弱いプロットだ。
管理局とはいったいどんな組織なんだ?未来予知をできる“魔女”(加賀まりこ)の活躍が少ない!写真の中に10分間入ることができる能力を持つ佐々野さんが仕組んだエピソードも最後には生かされるが、相麻菫と繋がらないところが謎だった。
やっぱり特殊能力集団がもっと大きな事件を解決するならわかるんだけど、思わずキスしてしまったことをリセットしたことによって起きる事件・・・なんだよ、世界が小さいなぁ・・・てな感じで、とりあえず気になるので後編も見ちゃいます!
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