ミス・サイゴン 25周年記念公演 in ロンドンのレビュー・感想・評価
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アニバーサリーなので力入ってる
メインキャストがみんな私好みの歌声で最高でした。美術も照明もすごく良い。ただカメラワークが忙しいのでもうちょっと長回しで見たかったかな。 アップが多いので舞台より役者の表情が見れて感情移入はしやすかったかも。タムが無表情すぎたのと超アジアン顔なのが不自然だった。あとエレンがちょっとおばさん…? 歌詞は日本の舞台のものなのでしょうか。ミュージカル舞台の映画版を観るたび思うけど、わざわざ日本の舞台歌詞使わないで良くないですか。単純に翻訳してくれた方が良い。 初演キャストと新キャストのコラボはめちゃくちゃ良かった。泣いた。もう一回観たい。DVD欲しい。
貴重な体験
まずは、この作品を通じて初めてミス・サイゴンの存在を知りました。そして今回、まるで本物の舞台を見ているような貴重な体験が出来ました。ミュージカルも初めての観戦でしたので、役者の迫力のある演技には圧倒されました。これがミュージカルの魅力でしょうか。映画では感じることが出来ない部分です。最後は胸が熱くなりました。生の舞台を見る機会があれば是非観戦したいと思うし、偉大な作品と出会うことが出来たことに感謝。 2017-56
愛の美しさ
ミュージカルを観たことはありません。 でも、この作品を観て、今や空前のミュージカルマイブームとなりました。 sun and moonをふたりが歌うシーン、儚い若い愛の、何物にも代え難く尊い美しさ。 サイゴン陥落のシーン、ミュージカルならではの演出と切迫感。 エンジニアのコミカルな歌とダンス。 ミュージカルとは、こんなにも人間の感情を多彩に表現できるものなのかと。 小難しくて静かな映画が大好きでしたが、こういう、とにかくダイレクトに感覚に訴える手段も良いなと思える作品でした。 (ストーリーには、勿論、色々思うところがありますが…特にラスト…) 最終幕には初代キャストたちが登場し、映画館ではおばさまおじさま達が大盛り上がりで、まるで舞台鑑賞しているようなとても楽しく贅沢な時間を過ごすことができました。 私のようなミュージカルを観たことがない人にもおすすめの作品です。
名作です‼
舞台なので内容は長いですが、集中力途切れることなく、観入りました。 男女で愛し合う場面もとても素敵でしたが、母が子を守り抜く心には、本当に心を締め付けられました。 時代背景が1975年ですが、私には親に守られていた年代でしたので、何一つ苦労がなかったことを考えると、大変心が傷みました。 女優の本田美奈子.さんの熱演も、ぜひこの機会に観てみたいです。
"I'd Give My Life for You"は至高‼
「ミス・サイゴン」自体は初めてですが楽しく観る事ができました。「レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート」や「オペラ座の怪人 25周年記念公演」よりカメラが迫り、臨場感が増して映画寄りになっています。前半を観ていて、私も「尼港事件」や「通化事件」をヒントに素晴らしい戯曲を書けたら良いのにと思うほどインスピレーションを受けそうでした。「エンジニア」という名の女衒の存在もストーリーの解決にはならず、この結末ありきだからだと思うのですが肝心のクリスがとても頼りなく、後半は失速した印象でした。グランド・フィナーレでレジェンドが集い盛り返したので★5だと思いましたが、ラストは毎度のキャメロンのドヤ顔でやはり良い印象は少し下がりました。しかし、"I'd Give My Life for You"ではひたすら涙が止まらず、これ以上の経験は今後もほとんどないだろうと思いました。素晴らしい経験をありがとうございました。
素晴らしい
本当に素晴らしいです。感動しました。 初めてミス・サイゴンを見ましたが、こんなにも素晴らしいお話だとは思いもしませんでした。 音楽がとても良いです。 他の映画と比べて高いと思われるかもしれませんが、この映画は2500円以上払う価値がある作品です。 興味のある方は絶対に見に行った方がいいです。
贅沢な時間だった。
生で見る迫力と比べることはできないけど、 2500円で経験できたなんてラッキーだと思う。 最も好きなミュージカルの一つ。 吹奏楽部時代に、オーボエソロで吹いた部分が沢山出てきて、自分にとっても大切な作品。 自然と作品に惹き込まれて行って1秒も飽きる隙がなかった。 日本語収録版Blu-rayが出ることを願って…
この10倍の値段でも支払って構わない。
なんて素敵な企画なのでしょう。 世界レベルのミュージカルを、東京にいながら、しかも¥2,500で見ることができるなんて。 役者さん一人ひとりの気迫を感じました。 世の中いるものなんですね。 スタイルが良く、しかも顔も整っていて、その上歌って踊れて演技ができて。 ため息が出ます。 これが本物だったら、同じ空間で、同じ空気を吸いながら、同じ時間を役者さんたちと一緒に過ごせるんですものね。 映画と決定的に違う「生物(なまもの)」という一発勝負に、ビンビンきました。 終始興奮。 3時間があっという間。 途中、2度の休憩があっても、全く興奮が冷めたりしませんでした。 フィナーレはもう涙無しには見られません。 このミュージカルの重さを感じました。 ただただ感激。 生きていてよかったね、と思いました。 役者さんに限らず、舞台装飾、転換、音楽などなど、もう何もかもあっぱれです。 見るかどうか、少しでもためらっている人へ、人生を充実させる価値ある一本です。 お勧めいたします!
舞台公演を、既にご覧になった方も・・・・・、そして、まだの方も・・・・・
舞台ミュージカルに誘われると・・・・・、 「舞台から客席へと、劇場全体に溢れ出てくる迫力」 これだけで、ひたすら、嬉しくなってしまうことが多いのですが、 この作品では、舞台上の俳優さんと同じ目線で、スピード感や曲線美、起伏の激しい感情表現・・・・・、等、を鮮明に味わうことができました。 ♪ 普段、舞台ミュージカルに、馴染みのない方も、 ♪ 歴史を探る良いきっかけとなるため、お子さんとご一緒にご覧になるのも・・・・・、 色んな意味で、そのあとの会話が、弾んでゆくものと思われます。 今回は、「3幕上映の構成」となっているのですが、おしまいのパートでは、この作品が、世界中で、25年以上も愛され続けた重みも紹介されて、長い上映時間も、なんのその、最後まで観て、得したなあ、と感じるアレンジとされていました。
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