君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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単なる「恋愛もの」じゃないんです
単純に泣けるけど...よく言葉を聞いてないと「雰囲気」だけで泣くことになる。俺は1回目がそうだった。 わからなかったり、よくみてなかった所を観たくてもう1回。 そして落ち着いて3回目...見逃しやすい、聞き落としやすい所、観てる側が推察してあげたい状況もわかったらボロ泣きしてしまいました...浜辺美波さんの表情の豊富さには感動しました(このサイトでボロクソに言ってる方もいたようですが注意してみていただきたいもんです)。 言葉も深かった。...「考えて」「感じて」「察して」聴いてほしいです(俺がものわかりが悪いせいもありますが)...心にしみる言葉もいろいろありました。 そういえば...小説では正味4ヶ月位の話しの内容みたいですが...映画の若い2人の話の中ではどのくらいの時間が流れたか気づきましたか?「携帯電話の日付」を見ないとわかんないんですよねー。 小説とは違うところです。 映画版オリジナルの話...「桜良さんの最後の願い」のために変えたんですね、きっと...。 ここまで深く考えて、感じて観たくなった作品は初めてでした。
君の膵臓をたべたい
良作。原作未読ですが、久しぶりに見応えがあり、余韻の残る邦画でした。 内容は予想よりもシンプルでしたが、うまく纏まっています。 そして浜辺美波さんが素晴らしい。予告編では演技にクセがありそうな気がしたけど、作品の雰囲気を綺麗に表現しています。 また観ると思います。
原作の方が断然いい
原作が好きで映画はどんな感じなのだろうと多少の期待を持って見に行ったが面白くなかった。 まず、原作と映画では春樹の性格が違う。原作ではユーモラスな部分もあり面白い人だったが、映画ではユーモラスな部分が消えてただの暗い人間だった。このことによって笑えるシーンが消え、笑えない映画になった。唯一、笑えたのはガムを勧めるクラスメイトぐらいで終始退屈だった。 次に、咲良が死んで10年たった世界のこと。正直いらないと思った。自分としては原作の通りに進めて恭子と咲良のお墓に行くシーンを入れた方が感動できたと思う。 原作を読んだ人は(人にもよるとは思いますが)あまり楽しめないとは思います。ただ原作を読まずに映画を見に行った人達は物語の筋も通っているので感動でき、その後に原作を読むとまた楽しめると思います。
もっと心の奥底を感じさせて欲しい
膵臓に病気で余命わずかの少女さくらと、彼女の最後の恋に巻き込まれた少年はるき それまでは根暗で、友達のいなかったはるきが、さくらと知り合うことで、「人と接することの大切さ」を知るようになる 余命わずかのさくらちゃんだけど、人前にいる時は、とにかく天真爛漫に振る舞い、元気で明るい そんな健気な様子を見ていると、なるほど、これは好きになっちゃうね〜と、思う さくらは、とにかく明るく元気で、可愛かった でも、さくらと同じ女性という視点からすると なぜ、はるきが良いのか、なぜはるきじゃなきゃダメなのか そこが伝わらず、2人の関係に共感できない それに、病気をひた隠しにすることも共感できなくて もっと高校生らしく、ジタバタ葛藤してるところを見せて欲しかったな 少なくとも、私はこんなにお行儀の良く、聞き分けの良い女子高校生ではなかったよ きっと、そんなところは観たくないんだろうな
思わず泣いてしまった
ほろりではなく、ハンカチを出してしまうほど。 ラスト、きっと、このタイトルに涙する、というキャッチコピーは、映画をわかりやすくする反面、結末が予想できてしまう。原作を読んでいる人がきっと多いから関係ないか? 自分は原作を読んでいなかったので、このコピーはなかった方が良かった。 それにしても、素晴らしい映画だった。小悪魔咲良が可愛すぎ、また健気で涙を誘う。高校時代の追憶から現代に向かって、咲良の友人たちの関係の繋がり。その、描き方もみごと。 さて、原作をゆっくり読もう。
彼の自然な演技
あまり人が死ぬ話は好きじゃない(死ぬことをエンタメにするのは少し抵抗がある)のですが タイトルに惹かれてみました。 この手の映画にありがちな死ぬであろう人間があまり死にそうにない(感じない)のはこの映画も例外ではないのですが 主役の(高校生時代)の彼の演技が自然なのであまり違和感なく世界観に浸れました。 恋愛だけでなく彼女の親友の存在があることであまり閉じた世界観ではなく 広がりのある人同士の関わりがある愛情や人生観を描けていて 物語にすごく奥行きを感じました。 恥ずかしいセリフオンパレードで耐性がすこしいるかもしれませんが(笑)
感動…泣いた……
原作を半分まで読んで映画を観た。 原作と映画ではちょくちょく違う場面があって、頭の中で照らし合わせながら観れた! 学生時代の匠海君と小栗旬がすごくマッチしててよかったと思う。 矢本君もすごく好き!あの憎めないキャラがピッタリだと思った! 欲を言うと…すっごく映画が長くなってもいいから全ての場面を実写にしたものも観たいと思う!
ポーカーフェイスでも感動すると思う
今年1の映画です この映画は原作と同等かそれ以上の数少ない作品だと思います。 原作の小悪魔的なおてんばな 咲良のそのままの演技も美波ちゃんは ぴったりのはまり役でした。とにかく視聴後、美波ちゃんと小栗旬の印象が強い映画です。(拓海くんごめんなさい) 春樹くんの最後の長文のメールを 打つ場面、あれは涙なしでみられません。長文を書いた後、消して、彼と彼女のお互いが 「そんな有り触れた言葉じゃ言い表せない、君の中でずっと生き続けたい、だから私たちは君の膵臓を食べたい」 という意味だと、映画で理解した時、よく作られた、名作な映画だなと思いました。 マイナス点は、美波の下ネタ的なシーン。迫ったり、誰が可愛いだの、私を彼女にしたいかだの...。まあ原作通りですが、あれがちょっと雰囲気壊します(苦笑)もうこれさえなければ100点です。 とにかく1800円以上の価値があり、少なくともこの映画を見て何か考えが変わる方は多いと思います。
予想外の展開だったが良かった
予想外と言うか、予想通りと言うか・・・・ 皆さんの言う通り良かった。 サクラは勿論だが、小栗旬と彼が全く一つに重なって、良かった。 この役に小栗旬はもったいないと思ったが、終わると彼の顔は覚えてなくて、小栗旬だった。 「君の膵臓をたべたい」の意味は一緒だったのだろう・・・な。
心に残る映画だった
原作を読んでいないため、単純な恋愛映画かな?と思って観たけど、違った。恋愛ではなく、高校生の命の物語だった。たまに出てきた哲学的ともとれる文言には思う所もあって色々考えさせられた。 こういう映画ってカップルで観るイメージがあったけれども、カップルもぼっちもどちらも楽しめる。なぜなら主役はぼっちで、ぼっちに向けたメッセージも多々あるから。 鑑賞後の満足度は高かったし、とても良い映画だった。
主役の2人が素晴らしい
小説を映画化してしまうと、どうしてもエピソードをバタバタ詰め込んでるように感じるのはしょうがない。 そこはもう少し溜めてよ、とか、え?このシーンもう終わり?みたいな忙しさを感じた。 でも、悪いとこはそのくらいであとは本当に素晴らしい。 主演の2人が本当に生き生きとしていて、本当によかった。 桜良はただただ可愛くて生きることを楽しんでいる。 春樹の号泣シーンはわかってても涙腺を崩壊させる。 ガムいる?くんは唯一の癒し。 原作未読組が、あのエピソードバタバタ感をどう思うかだけ知りたい。 ミスチルは正直この映画にはあってない。 小栗旬と北川景子、ミスチル、客を呼ぶために付け足したものが全て蛇足になったことが笑える。 この映画はあの2人だけで十分よ。
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