君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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~「私も君も、1日の価値は一緒だよ。」~
【賛否両論チェック】
賛:高校生だった主人公と、不治の病でありながらも明るいヒロインとの心温まる純愛と、だからこそ光る命の儚さに、思わず感動させられる。12年後に明らかになる真実もステキ。
否:やや小説チックなセリフの言い回しや、現実味の薄いストーリーには、好き嫌いが分かれそうなところ。
他人に関心を持てずにいつも独りだった主人公と、そんな彼が出逢った、余命わずかであるにも関わらず、底抜けの明るさを持つヒロイン。
物語の前半は、2人のどこか不思議で、それでいて思わず微笑んでしまうようなステキな恋物語が、甘酸っぱさ満点で描かれていきます。しかし後半は一転、思いもよらないやりきれなさが押し寄せると同時に、人生の儚さや尊さを改めて痛感させられます。
そして本作を際立たせているのが、主人公達の“12年後”のもう1つのストーリー。ひょんなことからヒロインの面影に再会した主人公が、最後に気づかされる彼女の“本当の想い”に、観ていて胸が熱くなります。
気になるラブシーンなんかもほとんどありませんので、デート向けの感動作といえそうです。
無難な死ぬ死ぬ映画
ちょっと綺麗事っぽい
話の展開としては面白かったのですが、泣ける系の映画を観ても泣かない私はやっぱり泣けないし、感動もしませんでした。高評価ばかりなのに申し訳ないです…。浜辺美波ちゃんは、ひたすら可愛かったし北村匠くんもハマリ役で良かったです。
生きるということ
北村匠海君が素晴らしい!
原作を読んだ人は気をつけて!!
原作本にもイロイロ評価が分かれている作品だと思います。
んが!!私は40才台のオヤジですが、原作でボロボロ泣きました(涙)
凄く評価の高い作品でした♪
なので、期待満載で映画鑑賞しました。
んがしかし!!・・・かなり期待外れでした(涙)
『咲良と仲良しくんの軽妙なやりとり』、『仲良しくんが、心の中で自分自身を納得させて咲良の要求に答えて行く感じ』、『人嫌い?だった仲良しくんが徐々に人との繋がりの大切さ、暖かさを咲良に気づかさられて行く感じ』、『仲良しくんが、咲良を本当に必要だ!!っと、気づいたあの感じ』・・・上げたらきりがないが、これ等がシーンとして表現されてない!!
・・・でも最後の咲良の家でのシーンはボロボロ泣きました(涙)
トドメは!!ラストの結婚式のシーン(・・;)
『ガムをくれる彼がこんなにカッコ良くなるの?』と、半笑いになって泣くどころではなくなってしまいました。
原作を読んでない人にはスッと入って行く映画なのかな?と思いました。
原作で、チョ~感動!!ボロボロ泣いた!!なんて人は気をつけて下さいな。
思わず泣いてしまいました。
今まで観た映画で断トツの1番
周りからすすり泣く声が響いてる映画を初めて観ました、それだけこの映画が魅力的で感動的なんだと思います。自分も嗚咽が止まりませんでした。原作もファンですが、原作の良さも損なうことはなく、とても良かったです。沢山の人にぜひ観て欲しいです。
眩しくて 綺麗で 苦しくなる♪♪♪
わたくし、この原作の大ファンです。
それでもって桜良が「あの花」のめんま役で衝撃を受けた浜辺美波さん
とあっては見に行かないはずもなく、期待度マックスで劇場へ。
12年後が描かれているらしく、画面いっぱいに小栗君の顔が出てきたときは一抹の不安を覚えましたが。。。
で、です。
はいっ、映画でも泣きましたよ。
タイトルバックでウルッとして
各所で涙が頬を。
ミスチルの「himawari」も絶賛脳内ヘビーローテーション中です。
でもですね、一言言いたい。いや二言三言言いたい。
この物語で重要であったはずの春樹の名前の扱い。
映像化してもそれは、「少年A君」であって「君」であってほしかった。
春樹の母や父とのやりとり。きちんと丁寧に描いてほしかった。
それぞれが「君の膵臓をたべたい」と伝えあうクライマックス。
最後に春樹が想いが届いているかどうか携帯電話で確認しない。。。
という展開。
なによりこの脚本だと「共病文庫」がそんな重要でなくないですか?
それでも
瑞々しい二人の、輝いている春樹と桜良
この二人をスクリーンで観れてよかった。
最後にもう一度二人に旅行させてあげたいと切に願うとともに
「僕は嫌だ!」この脚本。でした
浜辺美波さんが素晴らしい
月川翔監督お見事
とてもよくできてます。まず配役(演技)をほめたい。桜良と彼の心に染み入るような落ち着いた演技、桜良を思う恭子の可愛らしさ、教師になった彼の宙ぶらりんな感じもいいです。小栗旬はどんな役も見事にこなしますね。
桜良のメッセージが12年の時を隔てて伝わるというのも、映画作品としてドラマティックな構成になってます。本当なら、彼女が死んだ時に彼は目覚めて、人と関わらない生き方を改めていたでしょう。しかしその後も「退職願」をいつも忍ばせて迷いながら教師を続けている有様。恭子の結婚式にも出席しようとしない駄目っぷり。桜良が泣いてます。そんな時に見つかったメッセージで彼女の本心が明らかになると、今までの物語がすべてつながっていく感じがする。桜良と彼は出会うべくして出会い、彼女の最後の日々を支えたんだと思える。
月川翔監督は「君と100回目の恋」に続いて人の生と死のテーマを美しい作品にしてくれた。外見に似合わず繊細な方だと思う。
中年のおじさんが幸せになれる映画!
とても気分が良いです。
今までの人生の中で一番のもの。
最高の映画
ボロボロ泣いた
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