劇場公開日 2017年7月28日

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君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価

全663件中、321~340件目を表示

4.0誰もが

2017年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

2005年の春、わたしも絶対安静宣告を受けた。
たった1本の電話で、いつ心臓が止まってもおかしくないと告げられた。

膵臓が腐っているヒロインのように。
いつ死んでもおかしくないと告げられた。

10年経っても生きていられるのは、また別のお話。

ただし、ひとは余命いくばくもないと告げられたほうが清らかな心になるようだ。すくなくともヒロインと私はそうだった。

神様は、ひとの余命を数字で書いてくれていればいいのに。
そうしたら、ひとは残りの時間をたいせつに生きるのではないだろうか。

不謹慎とは思わない。
死が間近に迫っているという実感を当時も得られないままだったのにもかかわらず、すこし気が楽になっていた。たぶん。

高い自殺率。死亡理由のトップが「自殺」の国・日本。
生きていたくない国なんだろう、たぶん、日本が。
希望のない・幸福でない・生きていたくない場所。それが、日本。

死ぬのがこわいと思うのは、死後どうなるのかわからないからだ。
それだけだ。

映画は、「誰もがこういう運命になりえる」と思うし、また、こういった物語は過去から未来まで同じように続く。

でも、誰もが「まさか」とも思っているにすぎない。

けれど、わたしは、もう期待していない。明日が来ることにも生きることにも。運命にも。
うなだれているのではなく、冷静に客観的に分析して、結論付けただけのことだけれど。

「世界の中心で愛を叫ぶ」「君の名は。」を思い出した。
ネタバレうんぬんではなく、物語の性質として。

たくさんのことを考えていると、膨大な量の情報処理をしているような気分になる。多角的に多面的に。
内容? 自分のことについて。深く考えている。それだけ。

でも、忙しいほうがいいんだと思う。わたし個人としては。忙しくしていれば、そのことに集中できる。そして、達成感を得られる。ささいな喜びだ。

これは、恋愛とは切り離したコメントだ。ここから恋愛のことを読み取ろうとしても徒労に終わる。

映画を恋愛としてとらえるかどうか、それは映画をみたあなただけの楽しみとして残しておこう。

2017.09.01記

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さくら

4.5改めて思い知らされる1日の価値

2017年9月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作未読ですが、予告を何度も見ていたので、桜良が死ぬことは予想してました。それだけに、桜良の屈託のない笑顔と前向きな生き方に触れれば触れるほど、背後に忍び寄る死を感じ、切なくなりました。「この子の時間をこのまま止めてあげたい」と何度も思いました。それなのに、予想外の突然の死。裏切られました。悲しすぎます。でも、そうなんですよね。人生にシナリオなんてないんです。余命宣告は余命保証ではないのです。「1日の価値はみんな同じ」という言葉の意味を思い知らされました。

命を大切にするって、今を大切に生きること。そんなのこれまで何度も聞いたことがあります。でも、この作品からは、今を大切に生きるって、どういうことかを教えられた気がします。それは、誰かと心通わせること、不安や恐怖や迷いと向き合って、一つ一つ自分で決断していくこと。今からでも、そんな生き方を心がけようと素直に思えました。

そんなふうに思えたのは、僕と桜良の間に恋愛感情が芽生えつつあったとは思いますが、最後まで恋人同士にならなかったおかげかもしれません。安っぽい恋愛感情からではなく、互いに敬意をもって大切な人として見ていたからこそ、生きることの重みが強く伝わってきたのだと思います。

残念ながら桜良は死んでしまいますが、「桜は散ったふりして咲き続けている」の言葉どおり、12年後の僕と恭子へのサプライズ。膵臓を食べませんでしたが、僕と恭子の中に桜良はずっと生き続けていくのでしょう。それは、この作品に出会ったすべての人の心の中にも言えることかもしれません。

それにしても主演の2人の演技は本当にすばらしかったです。とくに浜辺美波さんの透明感のある演技と声は、本作になくてはならないものでした。北村匠海くんも、人に対して少しずつ心を開く僕を熱演していたと思います。ついでに言うと、ガム君もいい味出してました。ストーリーもテンポもキャストも音楽も、すべてがうまくかみ合った、おすすめの1本です。

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おじゃる

0.5難病映画あるある

2017年9月4日
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確実に一年後に自分が死ぬのをしっている登場人物が
今までのしがらみのある肉親や親友やソウルメイトとの魂の交流を深めずに
新たな人間関係を作って深めていこうとするのが
僕にはまったく理解できない

自分が死んで心から悲しむ人できるだけ少ない方がいいじゃない
なんで悲しむ男の子を1人増やすの??

自分が生きてきたって爪痕残したいの??

それならボランティア活動とかいっぱい選択肢あるよね??

観てる人を感動させたいがための
ペラッペラのつくもののおはなしじゃないの(実話だったらマジイヤだわ)

星マイナスがあったら喜んでマイナス100くらいつけちゃうクズ映画

あー
あと主演女優の演技もクソ
たぶん女優さんのせいではなく
観てると監督さんからの演技指導があったぽい気がするが(死を面しても明るくふるまってねー的な)
浅すぎるよーー

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のび

4.0主演の女性が可愛い。

2017年9月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

岩井俊二脚本原作のアニメ映画とどちらの映画を観ようかと迷って、こちらを観ることにした。前半、設定にわざとらしさやアプローチに無理があるなと感じる部分がいくつかあり、感情的に入り込むことが出来なかった。話の内容的には若い人向け。回顧場面での主人公の男性役には、もっと外見的にもっとイケてない役者さんが良いかも。岩井俊二監督のとある映画と設定段階が似てる。岩井俊二監督作品が好きな方には残念に思えるに違いない。けど、泣ける。主演の女性が終始輝き、可愛かった。だからこそ、悲しく儚い。見終わった後にあの時の笑顔が心に残る。上映を終えた後、周囲では原作との違いや比較を語ってる人がいた。そういう楽しみを持って、観るのも楽しいかなと思う。

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tanuken

4.0感動した(;_;) 浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//) 北村...

2017年9月3日
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感動した(;_;)
浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//)
北村匠海さんは歌も上手くて演技もここまでできるのはすごいと思いました!

泣かせにくる映画だと分かっていたのに感動して泣きました!

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ちろるちょこ

5.0人生観が変わった映画

2017年9月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

映画を観てから原作を読んだが、1日1日を大切に生きようと思った。今までで観た映画の中で1番良かった。ヒロインが広瀬すずとかじゃなくて浜辺美波で良かった。

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さみんぐ

2.0割りと想像通り

2017年9月3日
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予告編に全てが入っていたので、ほぼ想像通りでした。主人公のわざとらしいアニメ声がややイラッとします。若い子向けなので、10代の観客が多かったです。

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amigo

1.0岩井俊二や行定勲の同系列作品みたいな何かを期待した自分がバカでした

2017年9月2日
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岩井俊二や行定勲の同系列作品みたいな何かを期待した自分がバカでした

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ONI

2.5泣かせに来る

2017年9月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

話題になってたので友達と鑑賞。結論から言うとなかなか楽しめた。
ストーリーはよくある男女のうちのどちらかが死んでしまうラブストーリー。
ストーリーはとてもわかりやすく、最後に迫るにつれて、鑑賞者を泣かせにくる。
わかりやすいストーリーなだけに、鑑賞後はなぜか余韻には浸れなかった。こーゆう類の恋愛映画を見すぎたためかもしれない。
ちょっとキャストの演技に違和感を覚えるシーンもあったが全体的に感動ものの映画としては良かったと思う。

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ジンジャー・ベイカー

5.0超よかったです。

2017年9月1日
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友達と見ました!とてもよかったです!

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あゆ

4.5文庫本をすぐに買いました

2017年9月1日
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鑑賞方法:映画館

君とわたしとのセンタク。彼女の言葉ひとつひとつ感動しながらかみしめながら、その余韻を忘れたくなくて、すぐに本屋に向かいました。

関ケ原と迷った末のセンタク、正解でした。

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Onishi

5.0最高すぎ

2017年9月1日
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言葉にならないぐらい良かった

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ふっく〜

4.0真っ直ぐな心 いいですネ

2017年9月1日
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死ぬことと向き合うことは、大概の人が感じず生きてると思います。
『運命』ではなく『選択』で出逢うというのは意味深いですね。歳を取っていても素直に感動できました。

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あにゃい

5.0何度でも見れる

2017年9月1日
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人生で1番の作品に出会えた気がしました

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PTA

3.5原作をうまく映像化できてる!

2017年9月1日
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住野よるさんの小説ではひとつひとつの言葉がとても重要な役割を果たしていて、それがうまく映像化されていたように思う。
失礼かもしれないけれど、キャストがあまり有名すぎないというところがよかったし、それぞれイメージにぴったりだった!
最後の結末が突然すぎるのでもう少し予感させる工夫があってもよかったと思う。

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r.y

3.0命の大切さを考える話

2017年9月1日
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膵臓の病気のクラスメイト、偶然彼女の共病日記を拾って彼女の病気を知る。
出会いは偶然じゃなく、必然だと言う事。
主人公の僕は、人を信じる事、人を愛する事が出来る人になっていく。
久しぶりに感動して涙しました。
やっぱり、映画って良いなぁ、と思いました。

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ma-ko

5.0ボロ泣き

2017年9月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

観たい、観たいと思いつつ、この日まで観れずにいました。
彼女が観たいと言っていて一緒に行かないとということで観るのが遅くなったのですが、観れてよかった。

必ずレビューを見てから映画鑑賞をするのですが、今回は珍しく予告編以外何の情報も入れずフラットな状態で観ましたが、結果隣に彼女がいるのにボロ泣きしてしまいました。

浜辺美波さんの声と笑顔がとても印象に残り、きれいな映像でした。

DVDが出たらまた観たいと思います。

人生でNo.1の映画になりました。

星はもちろん満点です。

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エビスノセンパイ

4.0いい意味で想像通りであり裏切られた

2017年9月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

高校生が主役、
余命宣告もの、
実写化。

「けっ!どーせお涙ちょうだいものの定番やろ!」と、喧嘩腰で視聴。
結末は想像出来たものの
想像通り涙ぼろぼろ。
ただ、みんなで涙に明け暮れるのかと思ってたら、それぞれの死に対する向き合い方。
悪くない。
私は「余命宣告?いーなー!若いうちに花散って!ダラダラ生きるより人生(圧縮して)楽しめるし!」とわざと明るく笑うタイプ。
勿論、受け取る側次第ではあるけど、
それを聞いて「ひどいこと言う」という人もいる。
かと言って、悲しんで腫れ物に触るような対応も、逆に自分だったら気遣うし、嫌かな、と思うので。
だから、
悪くない。
当人の考え方感じ方。
周りの人の考え方感じ方。
それぞれあっていいと思う。

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kyaroline

4.5浜辺美波と小栗旬に好感

2017年9月1日
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鑑賞方法:映画館

萌える

泣ける

否応なく泣かされてしまうけれど、非常に冷静に作品を見返すと、不思議と涙がすぐ引いた。
ただ、あの浜辺美波の可愛さ可憐さ美しさと絡み合う刹那的なストーリーが胸を締め付ける。とにかく彼女をじっと見続けるだけで、涙がにじみ出てしまう。
若くして麗しのマドンナを失ってしまうと、そりゃあ、あんな悲しみに包まれてしまうよなあ、という役を演じきっている小栗旬にも傾倒していったわけで、美と哀の対比で一層涙を誘ってくる。
ストーリーにはそれほど好感を持てなかったけれど、小栗旬と浜辺美波だけで好きな作品になってしまった。

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SH

4.5『世界の中心』の現代版

2017年9月1日
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鑑賞方法:映画館

萌える

泣ける

一つ印象的な台詞が合った。『一番泣きたい君が笑っているのに、僕が泣くのはお門違いだと思う』病気の人、人それぞれではあるけど、僕は一緒に泣いてあげるより、笑い飛ばしてあげる方が得意なんだけど、一度、非常識だ❗️と叱られた事がある。でも、心配するだけが心の支えじゃないって改めて教えてもらった‼️

真実か行動GAME、今度やってみようと思う。

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レイ零号機