君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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これじゃあ、原作者も嫉妬するに違いない
【原作について】
前半までは、思春期特有のまどろっこしいイタさにイライラ感を覚えることもありましたが、読み進んでいくうちに、自分にも(主人公たちほどピュアではありませんが)そんな感性のカケラを少しは持ち合わせていた日々があったことが思い出され、後半はすっかり登場人物全員の応援団に回ってました。
思春期特有のピュアな一途さゆえの他人との距離感のズレや自分では気がつかなかった秘めた熱情の発露をどう表現するのか、映画がとても楽しみになりました。
というわけで、本日映画を鑑賞。
肝となる会話のいくつかはすべて、始めからここしかないよな、という自然な流れや場面で描かれており(例えば、偶然でも運命でもなく選択の結果〜、なんでもさん付けする女の子を好きになる理由が〜、といったあたりです)、脚本、ロケーションともかなり綿密に考え、造り込んでいったのが伝わってきました。そして何より、ガム君を含めた主要人物の5人が、原作のイメージを大事にしながらも、実在感のある演技で過剰な不自然さを感じさせることなく演じきっており、感服しました。
桜良さんの配役は、原作の文章だけ読むと、ややとってつけたようになりがちなセリフもこの笑顔でいわれたら違和感ないな、と思わせられるほどピッタリで、この世界の片隅に、のすずさんとのんさんに匹敵するほど素晴らしかったと思います。きっと、これも偶然ではなく、本人やスタッフの選択の結果なのでしょうね。
これ最高傑作でしょ
原作にどハマりし、かなりハードル上げて鑑賞しました。駄作にしたら許さねーぞ、って(笑)
結果、自分的には「最高傑作の映画!」です。
浜辺美波さんの声と笑顔。
東進CMみたいな音楽。
近未来じゃない設定。
恋愛物語なんて薄っぺらいものじゃなく、ホント心が洗われるような作品でした。
実は3回鑑賞しました(汗)
もちろん人生初です。
そしたら、タイトルのヒントになる言葉が色んなトコに込められてるんですよね。
多分、観る人によって捉える意味が異なるかも?
またそれが良いんですけど。
あーもー、アラフォーにもなってこんな泣くとは思わなかった。
初めはセリフに無理がある感じがした。 しかし見て行くうちに、気にな...
少し残念
原作ファンですが設定の違う映画も小栗さん北川さんの存在で素晴らしかったしガム君も良い味出してました。ただ少し残念なのが墓参りのシーン等原作の大事な部分がカットされてた事です。せめて最後は小栗さん北川さん2人で墓参りに行くシーンで終わって欲しかったです。ただ役者さんは全員素晴らしかったです。
心で感じて欲しい作品です。
高評価され過ぎ
セカチューと比べると・
原作読んでませんが、この題名は気になるよね。
余命わずかな女子高生と読者好きの目立たない高校生の切ない物語。
残り少ない命を精一杯明るく過ごそうとする桜良ちゃん・・・あの若さであそこまで悟れるものなのか!?
12年を行き来する僕を演じる小栗くんと北村くんのシンクロ感が絶妙なだけに親友・恭子とガムの高校生の12年後の違和感が・・・残念。
死んでしまってからのお母さんとのシーンには、グッと来ましたが・・・
余命僅かな桜良ちゃんとまさかの交通事故かと思いきやもっとまさかの結末が・・・冷めてしまいました☆3.4
同じようなシチュエーションならエンドソングも含めて、セカチューには及ばすって感じ、あの時の長澤まさみと森山未來、そして平井堅の歌声は、凄すぎた。
なんか泣けた。
原作とは
小栗旬の抑えた演技にぐっときた
命の清々しさにきっと涙する
言わない美学
桜良と「僕」が関わり始めた時は単なるクラスメイト同士だった。
旅行の宿泊では、桜良も明るくからかい、「僕」も軽く流していて、お互いそこまで意識していないように見える。
しかし、桜良の家に招かれた時は、桜良は死ぬまでにしたいことで「好きでもない人と」と予防線を張り、「僕」はムキになり反応する。
気持ちの変化の描写が非常に良かった。
物語の最後まで好きということはなく、いつから好きだったのか、もしくは最後まで好きじゃなかったのかは見ている人次第なとこも面白い。
最後Mr.Childrenの主題歌が「僕」の答えのように物語を象徴的に締めくくっていてよかった。
そして、桜良の屈託のない笑顔からたまに見せる悲しい表情と
いつも落ち着いている「僕」が子供のように泣きじゃくる姿
二人のギャップがとても印象的だった。
人生は人と人との関わりと共にある事を改めて感じました。
小説映画化
住野よるさんの作品が好きで、そして映画も好きで、とこの映画に期待していたけど、「君の膵臓をたべたい」という小説が、よくある映画化されて物語が違くなるというよりも、作品自体が変わってしまっていたのが欠点であったのかなと思う。しかし、住野さんの小説世界を浜辺美波さんと北村匠海さんの若手の演技で表されていたと思う。そして桜良や春樹の心情を読み取り辛く、かつ分かりやすくと考えられていたのが良かった。浜辺美波さん、北村匠海さんの今後の成長と活躍に期待したい。心情の駆け引きやがとても良かった。"君の膵臓をたべたい"という小説でなく、映画として、とても感動できる作品であったと思う。
そして音楽、特に劇中歌。同じ音楽がテンポを変えたり、テイストを変えて繰り返されることで、その時の人物の心情とかが上手く表現されていると思う。
"君の膵臓をたべたい"という言葉に詰められた想い。とても考えさせられる、一人では決して答えのでない、人生を満足し、やり遂げなければでない、"生きた"人にしかわからない言葉だと思う。
『くちびるに歌を』でも思ったけど、松谷卓さん素晴らしいと思いました!
生きたい。一緒に生きたい......
8/1(火) TOHOシネマズ東京ベイにて
8/2(水) TOHOシネマズ渋谷にて
8/6(日) TOHOシネマズ東京ベイにて
北村匠海さん、浜辺美波さんによる、 大ヒット御礼舞台挨拶。
浜辺美波さん、とても可愛かったです。
10/27(金) Movix亀有にて
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