君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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余韻が凄い
観賞後も桜良の笑顔が思い出される
まるで自分が一緒にいたかのようにさえ感じた
ものすごい寂しい気持ち。
そのくらいこの作品は没頭できた
僕と桜良の微妙な距離感
僕にとっての桜良の存在意義
桜良にとっての僕の存在意義
生きるとは。
深かったとにかく深かった。
大切なことはなにか。
僕の中でこの作品を越えるものは2度とないのではないかと思うほど。
一生大切にしたい作品に出会えた。
大切なことを伝えるシンプルな言葉
原作未読。
大切な人に、溢れる言葉をシンプルに伝える
その表現の可能性はまだ尽くされていない
無限にあるんだと思い到らせてくれる。
映画の終わりに向かって、
登場人物は丁寧に丁寧に、日々を重ねる。
大げさな表現はないけれど、
何気ない積み重ねが、
大切な人へ思いを伝える言葉へつながっていく。
フィクション(作り話)なんだけど
その中に本当を感じる。
主人公の女子高生の言うセリフが
妙に重く響く。
若い人たちのための映画です。
40超えたおっさんにも響きました。
若い人たちに見て欲しい映画です。
映画としてはいいんでしょうけど、原作と違う点が・・・
映画を観る前に原作を一気に読みきり、深く感動して熱い気持ちのまま映画を観に行きましたが、期待が大きかっただけに、もやもやしながら映画館をあとにしました。
浜辺美波と北村匠海の二人の演技は原作を深く理解し、それをしっかりと表現しているなーと感じられて、ものすごく好感が持てました。
しかし、原作の展開と異なる点においては、重要な場面やセリフが除かれていて残念に感じました。
桜良の本当の気持ちは手紙ではなくて共病文庫の後半にあってほしかったし、それを知った上で、携帯電話でメールが開かれていたことを確認して号泣する流れが良かったのに、12年後の話とリンクさせるために変えられてしまったのが残念でした。
共病文庫を読み終えて号泣するシーンでは泣く準備をしていたのに、え、そこで終わり?って思ってしまって、おかげであまり泣けませんでした。
語り手の必要性や興行的な理由があったことは理解しますが、正直12年後の話はいらなかったかなと。
墓参りに行く場面でキョウコと友達になれているところから、人との関わりを必要としなかった彼の成長を感じ取れることも原作の良さだと思いますが、映画では12年後にようやくキョウコと友達になるという展開。
だとすれば、彼とキョウコは微妙な間柄のまま12年が過ぎたことになるのに、そんな相手に結婚式の招待状って送りますかね?なーんてそんなツッコミも入れたくなったり。
あと、「君の膵臓を食べたい」のセリフのまえの「君の爪の垢を煎じて飲みたい」のくだりが除かれていたことも残念でした。
小説とはまた違って、現在の桜良と春樹を描いていたのがよかった。 内...
小説とはまた違って、現在の桜良と春樹を描いていたのがよかった。
内容は知っているはずなのに、俳優たちの演技に吸い込まれていって感情移入して号泣。
小説を読んだ方にも是非みて欲しい映画です。
期待ハズレだった
若手ながら浜辺美波と北村匠海の演技は上手いのですが、
肝心のストーリー展開が陳腐だった。
冒頭の新聞記事のシーンでオチが読めてしまい、その通りになって、まるで漫画みたい。
また、共病文庫を受け取ったときに泣く前にドラマみたいなわざとらしい一言とか。
原作は未読なのですが、脚本に問題ありと感じた。
最後の手紙では、恭子は病気を知らなかったのに唐突に全て納得して彼と和解したり、彼が退職願いを破って前向きになった流れも見る者に与える感情が弱いため、
『君の膵臓をたべたい』のメッセージで共感ができなかった。
題材は良いのだからしっかり構成すれば良作になっただろうに。惜しい作品です。
かなりよかった
原作を読んでこの作品のファンになり、期待はせずに鑑賞しました。主演の二人の演技力がこの作品の完成度を高めてくれています。特に浜辺美波さんの出演映画を初めて観たのですが、良い意味で大きく期待を裏切られ、映画の中に引き込まれてしまいました。映像がとても美しく、かつ胸を鋭くえぐられる脚本でした。
この作品は、原作にしかない良さは確かにありますが、この映画にしかない良さもしっかりとあり、鑑賞後の余韻を長く味わうことができる名作だと思います。少し時間を置いて、もう一度観に行きたいです。
タイトルに涙する前に終っちまった〜!
予告編にて「君の膵臓が食べたい」の台詞が物凄く怖く感じ、「なんだそりゃ?」と原作未読にて鑑賞しました。
前半、過去を振り返る様なストーリーから「世界の中心で愛を叫ぶ」(被る部分ありの、長澤まさみ→浜辺美波は東宝シンデレラ繋がり。柴咲コウ→北川景子はスターダスト繋がりだったので、まさか)の様な彼女が死んでしまうお涙ちょーだいラブストーリーありきか?と思いきや、そうでなかったのには意外でした。
ボリュームがかなりあって、鑑賞時間の流れが遅いと感じた。何故?本当は2時間満たないのに、2時間半ぐらい観た様な不思議感覚。
また丁寧な台詞が多いのにも気づき、好感も持てました。
膵臓の病のヒロイン浜辺美羽さんですが、前主演作「咲〜saki〜」からまた違う役やりましたね。良かったですよ。
こんな娘が彼女だったら死ぬまで何かしてやりたい気にはなる。
小栗旬さんより東出昌大さんに似ている北村匠海くん。最初はどうなる事かと思いましたが、後半の鼻の穴大きくして号泣するシーンにビックリしましたよ。大器を感じました。
ヒロインにもう少し青春を味あわせてやりたかった面はありますが、この終わり方もアリと言えばアリかな。
マイナスは
後半ヒントが前半新聞にあったのが頂けなかった。
正直いらない。
盛り上げといて最後はそれでいいの?状態ではありました。
ウルっとは来ましたが、泣かなかったです。はい。
タイトルに涙する前に終っちまった〜!
膵臓を食べたい理由って彼の孤独に対する強さを手に入れたかったのか、、それとも?
まあ、DVD等で出てからもう一度見て考えるとします。
怖いかなと思ったけど全然。
タイトルを気にせず観てもらいたい作品です。
想像していたよりはよかった
最初に予告編の時点からこの実写化には反対だった。
それは原作から脚色してる部分があまりにも蛇足だと感じたからだ。
なので、世間がジョジョの実写化で騒いでる状態になっていたのだ。
ただ、見てみると主役二人の演技は素晴らしかったし、脇役の人たちもいい演技をしていた。が、やはり十年後は蛇足だったよね。
「あの笑顔の意味も知らず僕たちは大人になった。」いや、大人になるなよ❗!
ほんとに泣いた場面もあっただけに残念。
浜辺美波と北村たくみでは客集まらないから、小栗旬と北川景子キャスティングしましたってか?
ほんとに十年後はいらない。再編集してもう一回公開してほしい。
ただ、蛇足だと感じた場面はほんのラスト10分だけだったのでそれまでの110分を観に行く価値はあり。
原作知らず
読もう読もうと後回しにしていたら映画化になり、先に映画を、泣けると評判の割になかなか泣けないなぁ素敵な話だけど……なんて思って観てましたが、ラストのラストで泣きました。
映像の撮り方も柔らかくて、すんなり物語に入れました。学生時代の2人の演技に圧巻です。
素敵な映画
衝撃的なタイトルですが、中身はとても繊細で素敵な作品です。台詞のひとつひとつが文学的で、今を生きることの素晴らしさを感じることができます。途中からじわじわと切なさが込み上げて、涙がとまらなくなりました。品のよい良作です。
今年一番の作品 高校生役の俳優と、12年後の俳優のリンクの仕方が、...
今年一番の作品
高校生役の俳優と、12年後の俳優のリンクの仕方が、素晴らしい
最初のキャスト紹介が、縦書きなのも素敵
予告編の作りも、音楽もとても良かった
最近封切りの映画は、高校が舞台のものが多いが、この作品は、ジャニーズとかモデルじゃなくて、本物の役者揃い
カメラワークもとても良く、特に桜のシーンはとても美しかった
浜辺、北村、若者2人の好演が光ったが、映画版オリジナルは不要。
原作を読んでいたせいで、冒頭で桜良が笑顔で逃げ回ってるだけで胸が詰まってしまった。
桜良役の浜辺美波は、どこにでもいそうな少女のように見えたが、一人になった時の憔悴した表情のよさに、その認識を改めた。
10数年後の春樹と恭子が出てくるという映画版のオリジナルには、あまり納得できない。桜良の死後、数か月でだって同じ筋書き(図書館であるものを見つけること)にできただろう。だいいち、10年以上も事実を知らなかった恭子が、自分の結婚式という場面で手紙を渡されて、ああも素直に全部許せるものなのだろうか?北川景子がいくら悲しんでも、他人のような気がしてしまったし。
桜良の死の場面も、原作ほどの衝撃がなかったのは残念だった。桜良の苦痛の表情のシーンを使わなければ、死を伝えられなかったとでも言うのか。それは観客の想像力を侮っているようなもの。淡々と軽すぎるくらいの扱いでこそ、彼女の死の切なさが浮き立つと思うのだが。
構えてたいたけど泣けました
予告を見た時から気になっていて見に行きました。
泣かせにきてるなっていう内容なので構えていたのですが、不意打ちに泣いてしまいました。
よくありきたりな病気ネタですがちょいちょい王道からはみ出た展開が良かったです。
ラストのラストは読めてしまい、ここでくるぞって構えていたのに鳥肌が立ちミスチルの曲で更に泣いてしまいました。
個人的にはエンドロールまだ浸れる映画は少ないと思うので良い作品でした。
鼻水じゅるる級。小林麻央さんとオーバーラップした感も。
めちゃくちゃ泣きました。
ラストどころじゃない、涙だけじゃない!!
パンフレットにありましたが
監督から渡された映画では描写のない桜良の心情、
前向きに生き抜く、その前段階で味わったはずの
苦悩、憤り、恐怖、悲しみ、絶望…
それらまで感じ取れてこみ上げっぱなしでした。
そんなものを乗り越えた明るさ、やさしさ…
小林麻央さんのブログとつながりました。
ちなみにKINENOTEでは98点つけました。
強いて言うならば
北村匠海(19) 12年後→ 小栗旬(34)
大友花恋(17) 12年後→ 北川景子(30)
矢本悠馬(26) 12年後→ 上地雄輔(38)
うん、さすがに時が経ったとは言え
ちょっと面影感というか顔立ちが
違いすぎたなぁ〜って思っちゃいました…あはは。
浜辺美波、これからガンガン来ちゃうなぁ〜!
50前のおっちゃん、キュンキュンでしたゎ。
感動作品
原作読んだけど、細かいとこ忘れてて映画にも普通に感動!!
大人になったそれぞれの役者さんたちが素敵なのはもちろん、主人公ふたりもとても良い!特に僕役の子がとってもかっこいい!役にとてもあってた。ちょっと影のある、でも少しずつ桜良とかガムくれる子に心を開いて行く感じとかよかったなぁ~。あとは、桜のシーンが印象的だったなぁ。
思い出すたびに苦しくなる
題名の通り、
この映画を思い出すたびに胸が苦しくなります。
正直、12年後に明かされる「真実」は、
予想がついてしまうものだったけれど、
そのラストへの持っていきかたが好きです。
さくら役の子のやりすぎな感じの演技も、
本当の気持ちを隠してる様子が伺えて、
逆によかったです。
この作品は「僕」目線で展開していくからこそ、
涙を誘うのだと思います。
北村匠海くんの演技は初めて見ましたが、
本当に魅き込まれました。
すっ、と感情移入できます。
伝えたいことが伝えられない、
この点に関しては同時期公開映画「心が叫びたがってるんだ」と重なるところがあって、
相乗効果的なものがある気がします。
エンドロールがミスチルなのもポイント高いです。
知らなかったので、得した気分でした!
そして高校生たちに伝えたいこと。
「エンドロール終わるまで静かにしましょう」
原作を既に読んでいる男子高校生の感想
※高校生の意見なので軽い気持ちで見てください🙇
一言で言うなら、映画「君の膵臓を食べたい」として最高の作品だったと思う。
実写でしか表せない表現、実写ならではの良さがしっかりとしてた。原作では分かりづらいところも映像では分かりやすかった。
なによりも原作にはない12年後の話が個人的には心配の1つだったが逆にこのストーリーがあったからこそ物語が見やすかったと思う。
また小栗旬と北川景子の演技は安定のクオリティ。(上地雄輔もいい味が出てました)
そして主演の浜辺美波と北村匠海(DISH//)。原作を読んでいる者から見て、2人の役はピッタリだと思った。
何といっても北村匠海の演技には驚いた。この映画の中では圧巻の演技力。
もちろん浜辺美波や親友役の大友花恋などの若手の俳優さん達の演技も良かった。今後注目を浴びると思う。
(個人的な話、浜辺美波と大友花恋が好きなので一度に同じスクリーンで見れて最高w)
物語の感想をすると、正直途中の雨のシーンで賛否が分かれるかなと思った。原作ならもう少し深くあるのだが映画だと尺の関係もあるのか少し雑で「このシーンいる?w」みたいなのがある方もいたみたい。そこは原作を読んでいる者からしたら省くかもう少し長くして欲しかった。
そして賛否が分かれるもう1つの場面である、桜良の最期だが、これに関してはこの形が新しく良いのだと思う。寿命僅かな少女だからと言って残りの寿命を全うして死ぬことなどなく、全ての人に生きている時間は平等であり、いつ失うか分からない命を大切にしなければいけないというメッセージ性が込められていると思う。
逆に病気で死ぬオチでも「このお涙頂戴は飽きたw」などの意見もでると思うのでこの原作同様の結末が今までの映画、小説に無く良いのだと思う。
また原作の最後は僕と桜良の親友である恭子と桜良の墓参りをして(今後の2人の関係を読者が考える形で)終わる場面が好きなので、映画の終わり方だと恭子は結婚してしまうのでそこは残念だった。
長々と感想を言わせてもらったが、結論一度は見てもらいたい作品。
全834件中、681~700件目を表示